みなし残業制度はデメリットだらけ!絶対に入社してはいけない理由

みなし残業制度はデメリットだらけ!絶対に入社してはいけない理由

公開日 2021年6月6日 最終更新日 2021年10月16日

求人票を見ていると、「みなし残業」と言う言葉が頻繁に出てきます。

実際にこの制度を設けている会社は多く、会社側にはメリットが大きい制度です。

この制度が正しく運用されているなら従業員側にもメリットはありますが、現実だとこれを悪用している企業が多数見受けられます。

また、みなし残業を採用している企業はブラック企業である可能性が高く、避けたほうが無難だと思われます。

今回はみなし残業制度とは何か?どんなデメリットがあるのか、絶対に入社してはいけない理由について解説していきます。


みなし残業とは

そもそもみなし残業とはどんな制度なのかご存知でしょうか。

これは簡単に言うと、「あらかじめ一定時間分の残業代を給与に含める制度」です。

例えばみなし残業40時間であれば、40時間分の残業代が最初から給与に含まれて居ます。

その場合、実際に40時間未満の残業時間でも40時間分の残業代が貰えるので得をしますが、逆に40時間を越えないと追加で残業代は発生しません。

この制度は、会社側が従業員の労働時間を正確に把握できないことで、あらかじめ一定時間の残業を見込んでおこうという趣旨で作られました。

例えば営業職の場合、一日の大半を外で仕事をするので会社側が労務管理しにくい為、みなし残業が適用されるケースが多くあります。


みなし残業のデメリット

労働者側にとって、みなし残業は多くのデメリットがあります。

それは、金銭的な面と精神的な面、両方に存在します。

みなし残業のせいで給料が安くなってしまったり、残業代がでないため、やる気が無くなってしまったりします。

中には労働者側の無知につけこんで悪用している企業もあり、しっかりと知識を付けることが重要です。

ここではみなし残業のデメリットを解説します。


基本給が安くなる

あらかじめ残業代を給与に含めているため、基本給が安くなる傾向にあります。

基本給が安くなるとその分残業代も安くなります。

ですので同じ給料20万円だったとしても、基本給が20万円なのと基本給+みなし残業代で20万円だと前者のほうが残業代が高くなります。

この場合、みなし残業時間を超えて追加で貰える残業代が思ったよりも低く、モチベーションの低下に繋がります。

また、基本給をベースに賞与計算をしている企業の場合は賞与の額にも影響するので基本給が安くなるのは大きなデメリットと言えます。

関連記事:正社員で安月給の会社を続けるべきか判断基準

定時で帰りにくい

既に給与に残業代が含まれているため、例え仕事が早く終わったとしても定時で帰りにくい雰囲気になりがちです。

中には「残業代支給しているのに定時で帰るのか」なんていうブラック企業も存在します。

結局、残業代が追加で支給される時間ギリギリまで残業させられる羽目になる事例が多く、本来のメリットが無くなり、逆にデメリットだけ押し付けられることになり得ます。


時間を越えても残業代が支払われないケース

そもそもみなし残業制度を採用しているので、みなし時間を越えても全く残業代を支給しないなんて考えのブラック企業もネットだと噂になったりします。

これは違法であり、労働者の無知に付け込んで制度を悪用していると考えられます。

しかも、そういった企業の場合、「それが当たり前であり残業代を請求する社員側が間違っている」なんてことを平然と主張します。

こういった企業が多く存在するのも、みなし残業という制度自体のデメリットと言えるでしょう。

みなし残業の会社に入社してはいけない理由

先にも書きましたが、みなし残業が給料に含まれているため基本給が安く、それだけでも労働者にとってデメリットが大きすぎます。

給料が同額であればみなし残業でない企業の方が、残業の単価が高く、そもそも少しでも残業しただけで残業代が発生するので給料の差はさらに広がります。

また、制度の性質上長時間労働に繋がりやすく、肉体的にも精神的にも大きな負荷がかかる可能性が高まります。

給料20万円みなし残業40時間だと、たとえ40時間残業しても20万円しか給料が貰えません。

これではモチベーションも下がり、早期退職になるケースも多く、職歴に傷が付いてしまいます。 

そして、みなし残業を採用している企業はブラック企業である可能性が高く、仕事内容や職場環境、人間関係等が劣悪で給与以外の面でも辛い思いをすることが考えられます。


最後に

今回はみなし残業制度のデメリットと絶対に入社してはいけない理由について解説しました。

みなし残業制度を設けている企業全てがブラック企業だとはいいませんが、できるだけ避けたほうが良いと思われます。