社内SEってどんな仕事?仕事内容解説

社内SEってどんな仕事?仕事内容解説

公開日 2021年6月13日 最終更新日 2021年10月17日

「社内SE」という職業をご存知でしょうか?SE(システムエンジニア)っていうからにはパソコンに関する仕事っていうイメージを持つ方が多いですが、具体的にどんな仕事をしているのか分かりにくいと思います。

実際、企業によってまちまちで担当業務も異なります。

今回は、社内SEに興味がある方・目指している方向けに、社内SEの仕事内容について解説していきます。

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社内SEってどんな仕事?

社内SEとは、自社の業務で使用するシステムの設計・開発・運用・保守を行なう仕事です。

この他にもシステムの立案や予算確保、障害対応やPCのセットアップなど業務は多岐に渡ります。

企業によっては担当者がこれを全て行なう場合もありますし、逆に開発なら開発担当、障害対応なら障害対応担当など担当者を分けている場合もあります。

また、一般的に言われているSEと業務内容的にはほぼ変わりませんが、社内SEが自社のシステムを作るのに比べて、SEは顧客が使うシステムの開発を行なうという違いがあります。


社内SEの仕事内容

社内SEは自社のシステムに関する業務全般を行なう仕事です。

業務で使用する新システムの立案から設計開発などの新規開発の他に、PCのセットアップやネットワークの管理等も行います。

具体的にどんな事をするのかここで解説します。

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システムの立案・予算管理

自社が抱えている経営課題を解決するためのシステムの企画・立案を行ないます。

業務の効率化等を考え、それを実現するためのシステムを企画し提案します。そのシステムを作ることによってどんなメリットがあるのか具体的にプレゼンしていきます。

また、ここでシステムの開発に関する予算確保・管理も社内SEの仕事の一つです。


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設計・開発・テスト

システムの企画が通ったら実際にそれを作っていきます。

ここで行なうことは一般的なSEとほぼ変わりません。

基本的に自社の人間で行ないますが、場合によっては一部の業務を外注するケースもあります。


運用・保守

実際に出来上がったシステムが問題なく稼動できるようにシステムの運用や保守を行ないます。

このシステムを使う部署から「この部分使いづらいから改善して」と言った要望がある場合は改修したりもします。

また、実際にシステムを使う人が問題なく使えるよう、システムの使用手順書なども作ります。

問い合わせ・障害対応

システムの使い方などの問い合わせが入るとそれに対応します。

バグやサーバーエラー等でシステムが使えなくなった場合、それを解消するための対応も随時行なっていくことになります。

また、システムだけでなく複合機やルーター等の機器についても同様に問い合わせや障害対応を行なうのも社内SEの仕事です。


情報機器管理

サーバーや従業員が使うPC、各種ソフトウエア等の情報機器の管理を行ないます。

今社内に何台PCがあるのか、どんなスペックなのか、誰が使用しているのか、どんなソフトウェアがインストールされているのかといった感じで情報をまとめ、必要に応じて活用します。

また、新入社員が使用するPCのセットアップなども社内SEの仕事の一つです。


セキュリティ管理

情報漏えいが起こらないよう、自社のセキュリティ管理をします。

具体的な例としてはセキュリティソフトの導入や従業員のパスワードの管理・定期的な変更等が挙げられます。

また、従業員へのセキュリティ研修の講師などをするケースもありますが、企業によっては外部講師に任せる場合もあります。


最後に

今回は社内SEがどんな仕事なのか、具体的な仕事内容について解説しました。

上記の様に非常に多くの業務がある為、必要な知識やスキルは多いです。

また、IT技術は日々進化しているため、常に最新の情報を追う必要があるのが大変なところですが、その分スキルが身に付く仕事ですので興味のある方は挑戦してみるのもいいかもしれません。    

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。