ノルマなし営業はありえない?嘘?求人の実態を解説

ノルマなし営業はありえない?嘘?求人の実態を解説

正社員で仕事をしていると、どの職種でも大抵はノルマや納期が存在し、常にプレッシャーと戦うことになります。

特に、営業職の場合は物やサービスを売るのが仕事な為、契約を取れないと仕事をしていないことになりますし、ノルマ達成は必須だとされます。

もし達成できない場合は会社によっては上司から激しく詰められることになるでしょう。

そういった側面がある為、「ノルマのない営業に転職したい」「気楽に仕事を出来る環境に行きたい」と考える方は大勢います。

また、求人サイトには「営業ノルマ無し」なんて求人も出ています。

今回は、ノルマなしの営業はありえないのか?求人は嘘なのか?実態について解説します。


ノルマがないという営業求人の実態解説

「ノルマが無いので落ち着いて営業活動が出来る」「お問い合わせからの反響営業なので楽」などといったワードで求人を募集している企業は割りと結構存在します。

これを見ると今まで数字に追われてきた人たちは非常に魅力的な求人に感じるでしょう。

しかし、全てとは言いませんが多くの求人は嘘であり、実質的に営業ノルマが存在するので結局は数字に終われる羽目になります。

そもそも営業職として人を募集するのですから、ノルマが無いなんてありえません。

物を売れない・売って来れない営業職をわざわざ募集する企業はありません。

ここではこんな求人の実態を解説します。


関連記事:【営業手法別】営業職の種類とその特徴解説




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ノルマを言い換えただけ

一番多く非常に悪質なケースは「ノルマを目標や予算と言い換えただけ」です。

ノルマは無いけど目標はある」、「予算はあるから達成は必須」などと言い、実質的にノルマが普通に存在します。

勿論これを達成することができなければ普通に叱責されることになりますし、評価も下がるので昇給や賞与への影響もあります。

また、この様な手を使って求職者を騙すのはブラック企業のやり方です。

今の会社が嫌だからといって安易にこんな求人に応募すると、状況がより悪化する可能性もあります。


目標を自分で設定させる

会社から課されるノルマは無いが、自分で目標を設定しろというパターンです。これもよくあるケースです。

自分で設定しろとはいいますが、その数値が少ないと「こんなんじゃダメだろ」と言われ上司に却下され、納得がいく数値を出すまで了承されません。

つまり、普通に会社から目標を課されるのと同じ事になります。

また、「自分で設定したんだから必ず達成しろ」といった風により追い詰められやすくなるのもこの場合の悪質なところです。

これに関してもノルマなしとは言いつつ普通に存在するため、求人に書かれていることは嘘であり、現実にはありえないと言えます。


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本当に無い場合でも辛い

本当にノルマや目標、予算と言ったものが全く無い会社も中には存在します。

あっても個人の目標ではなくチーム全体の目標と言った感じです。

一見良さそうに見えますが、これはこれで辛いところもあります。

仮に全く数値目標が無くても営業職である以上、契約0だと会社に居にくく感じてしまう為、ストレスが溜まります。

また、チーム目標であっても同僚と比べて明らかに数字が少ないと、罪悪感や劣等感を感じることになります。

つまり、本当にノルマが無かったとしても結局は数字に追われ続けることになります。


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最後に

今回は、ノルマなしの営業はありえないのか?求人の内容は嘘なのか?実態について解説しました。

多く場合、ノルマなしといった求人内容は実質的に嘘であり、目標や予算と言った別の言葉に置き換えただけです。

営業職である以上、数字に全く追われない仕事をすることはありえません。

仮に本当に目標や予算と言ったものが無かったとしても、心理的にある程度の数字を出さなければという気持ちにどうしてもなってしまいます。

それが辛い・嫌なのであれば、最早職種を変えるしかありません。

また、それには早いに越したことが無いので、下手に変な営業求人に応募するよりも、早めに他の職種の求人を探したほうが良いと言えます。 


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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