SESとは何?働くメリットとデメリット

SESとは何?働くメリットとデメリット

公開日 2021年6月21日 最終更新日 2021年10月16日

IT業界で働いている・働こうと思っている方は「SES」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。何となく聞いたことがあるけど具体的にどんなものなのか分からない方が多いです。このSES企業はよく「ブラック企業」と言われたりしますが、実際に働く上でメリットもあります。
もしSES企業に転職を考えているのでしたらメリットとデメリットを事前に把握しておくことが重要です。
そこで今回は、SESとは何なのか?働く上でのメリットとデメリットについて解説していきます。


SESとは?

SESとは、「System Engineering Service」の頭文字を取った言葉です。SES企業は客先に自社のエンジニアを常駐させ、「1ヶ月いくら」と言った契約を結ぶビジネスモデルをとっています。
その為、SES企業に入社した場合、自社のオフィスで仕事をすることはほとんどなく、基本的に客先で仕事をするため派遣社員のようなイメージが持たれがちですが、自社とは正社員又は契約社員として雇用契約を結ぶケースが多いです。

自社と客先との間で「準委任契約」か「派遣契約」を結びます。この2つの契約の大きな違いは、指示系統です。準委任契約は自社の支持で仕事をするのに対し、派遣契約は客先の指示で仕事をします。また、場合によっては「請負契約」を結ぶこともあります。指示系統は準委任契約と同じですが、成果物に対して報酬が支払われるという点が異なります。

また、SES企業で働く上での仕事内容は多岐に渡ります。ITの仕事全般、システムの設計や開発、保守だけでなく、会社によってはネットワークやサーバー構築、キッティングなどのインフラ系
の仕事をしているところもあります。

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SES企業で働くメリット

悪いイメージを持たれることが多いSES企業ですが、ここで働くメリットもあります。ここではいくつか紹介します。


転職せずに職場を変えられる

普通の企業では、自社のオフィスでずっと仕事をすることになります。嫌な同僚や上司がいても異動か転職をしない限り環境を変えることができません。SES企業の場合、客先との契約期間が終わった場合、また別の客先で仕事をすることができるので、人間関係が悪い職場でも契約終了まで我慢すれば環境を変えられるといったメリットがあります。


客先との契約が終わっても給料が貰える

客先で仕事をするという点では登録型の派遣に似ていますが、SES企業の場合は雇用形態が正社員か契約社員です。登録型派遣の場合、派遣契約が終わってしまえば次の派遣先が決まらない限り、給料は貰えません。SESの場合はあくまで正社員・契約社員として雇用されているので、派遣先との契約が終わったとしても給料は支払われます。
但し、次が決まるまでの間は自社に出勤するか自宅待機となるのでその間の給料は多少少なくなるケースが多いです。
また、あくまで正社員なので登録型の派遣と違い、福利厚生は普通の企業と同様にあり、ボーナスや退職金などの制度がある会社も多いという点もメリットの一つです。


スキルが身に付く

IT業界の場合、慢性的な人材不足のためスキルがあるエンジニアは引く手数多です。最初はSES企業に入社してスキルを身に付け、自社開発や社内開発を行なっている企業へ転職することも可能です。


SES企業で働くデメリット

勘違いされやすい

客先で仕事をするということで、派遣社員と勘違いされやすいです。あくまで自社の正社員で給料も高く、福利厚生が整っていたとしても理解してもらえないケースがあります。
その為、仕事について話すと「早く就職したほうがいいんじゃない」なんてことを言われる可能性があります。


定期的に職場が変わる

嫌な職場でも契約が終わるまで我慢すれば良いというメリットの逆で、良い職場だったとしてもいつかは離れなければならないというのが大きなデメリットです。契約が変わる度に1から人間関係を構築するのも大変ですし、場合によっては前よりも環境が悪い客先に常駐する羽目になることもあります。


希望した仕事ができる訳ではない

SES企業によって持っている案件は違います。また、時期によっても変わって来るので必ずしも希望した仕事ができる訳ではありません。開発スキルが身に付けたくて入社したのにサーバーの監視案件に入れられるといったケースもあります。あくまで案件次第ですので、思い描いていたキャリアプランを実現できない可能性があるというのがデメリットの一つです。


最後に

今回はSESとは何か?SES企業で働くメリットとデメリットについて解説しました。一般的に悪いイメージがあるSESですが、メリットも十分あるので就職・転職先の候補として選択肢に入れるのはアリだと思います。