登録型派遣で働くメリットとデメリット解説

登録型派遣で働くメリットとデメリット解説

公開日 2021年7月16日 最終更新日 2022年3月18日

日本には様々な雇用形態があり、働き方も多様になってきました。

以前は正社員としての雇用がメインでしたが、現在は契約社員や派遣など非正規雇用で生計を立てている方は大勢居ます。

正社員は世間的な信用や福利厚生などの面で優れていますが、その分高いノルマや責任などの日常的なプレッシャーが強く、それに耐えられず非正規雇用を選ぶケースもあります。

その中の選択肢の一つに登録型派遣で働くというのがあります。

そこで今回は、登録型派遣で働く上でのメリットとデメリットについて解説していきます。





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登録型派遣とは

登録型派遣とは、雇用形態の一つです。

まず、派遣会社に登録し、派遣会社と派遣先となる企業が派遣契約を結びます。その派遣契約の期間だけ派遣会社と雇用契約を結ぶというものです。

例:派遣会社と派遣先の間の派遣契約が3ヶ月の場合、本人と派遣会社との雇用契約も3ヶ月

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派遣契約の期間終了時に期間を延長するのであれば、本人の合意の下雇用契約も延長されます。

また、登録型派遣と似た言葉に常用型派遣と言うものもあります。

こちらは派遣会社と正社員等の無期雇用契約を結んだ上で派遣先企業へ派遣されます。

登録型派遣は企業間の派遣契約が終了すると雇用契約も終了するのに対し、常用型派遣は派遣契約終了後も派遣会社との雇用契約は継続します(例外はあります)。


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登録型派遣のメリット

登録型派遣で働くのにはいくつかメリットがあります。

代表的なものとしては、派遣会社が間に入ることにより派遣先のトラブルに対応してくれたり、契約が終わっても次の仕事を見つけてきてくれたりといったものが挙げられます。

また、普通にアルバイトをするよりも金銭的なメリットも大きいというものもあります。

それぞれご紹介します。


就業先を変えられる

メリットの一つとして、就業先を変えることができることが挙げられます。

正社員の場合、職場や仕事に不満があっても簡単には変えることができません。

部署を異動するか退職するしか選択肢が無いのに対し、登録型派遣なら期間が終了したら更新せず別の派遣先を探してもらうことができます。


時給が高い

アルバイトやパートに比べると、時給が高い傾向にあります。

理由としては、派遣会社を利用することによって採用や教育にかかる費用を削減できることが挙げられます。

その為、同じ職場で働いているアルバイトやパートの人間よりも時給が高くなるケースが多数見受けられます。


トラブルに対応してもらえる

派遣先でパワハラや嫌がらせ等のトラブルが発生した場合、派遣会社に対応してもらうことができます。

正社員や契約社員等で直接雇用されているのであれば自分で対応しなければなりません。

しかし、登録型派遣の場合はあくまでも派遣会社と派遣先の契約であるため、ある意味では企業間のトラブルと言えます。

その為、なにかトラブルが発生した際に真っ先に相談することによって、早期解決が見込まれます。

登録型派遣のデメリット

先に派遣で働く上でのメリットをご紹介しました。しかし、逆にデメリットも存在します。

それは、あくまでも非正規雇用の為安定性が無いことや、社会的な信用が低いことなどが挙げられます。

一つずつ見ていきましょう。


雇用が不安定

登録型派遣で一番大きなデメリットは、雇用が不安定な点です。

なんらかの理由で派遣契約が終了してしまった場合、雇用契約も同時に終了します。

そうなると次の派遣先が見つかるまでは収入が無くなってしまいます。

契約終了は本人に原因があるケースもありますが、派遣先の事情で終了するケースも多いのでこればっかりはどうしようもありません。


社会的な信用が低い

正社員や契約社員と比べると社会的な信用が低くなることもデメリットの一つです。

理由としては先に書いた雇用が不安定なことが挙げられます。

その為、新たにローンを組んだり賃貸住宅を契約するときにうまくいかなくなることが考えられます。


キャリアには繋がらない

あくまでも非正規雇用の為、キャリアには繋がりにくいです。

同じ非正規雇用でも契約社員ならある程度の職歴とみなされますが、派遣は企業によってはアルバイトと同様の職歴と捉えられてしまいます。

また、派遣で長く働いたとしても昇給やボーナスが無いのもデメリットと言えるでしょう。


最後に

今回は登録型派遣で働くメリットとデメリットについて解説しました。

働き方が多様になっている現在、無理に正社員にこだわる必要はありません。

派遣や契約社員等、自分にあった働き方を探してみましょう。  


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