「仕事は自分で見つけるもの」は間違い!その理由とは

「仕事は自分で見つけるもの」は間違い!その理由とは

会社員として働いていると「仕事は自分で見つけるもの」という言葉を耳にします。これは古くからよく言われている言葉で、特に新人に対して使われます。
また、多くのビジネスコンサルタントや研修担当者が口をすっぱくして言います。他にも似たような言葉として、「自分の仕事は自分で作る」や「与えられた仕事をこなすだけではいけない」なんてものがあります。ただ、これは本当に正しいのでしょうか?確かに言いたいことは分かりますが、筆者としてはこれは間違いだと考えています。

今回は、「仕事は自分で見つけるもの」という言葉が間違いな理由について解説していきます。


「仕事は自分でみつけるもの」が間違いな理由

当たり前の様にこの言葉を使う人間が非常に多いです。また、大企業や中小企業まで幅広い会社でこういった風潮が強いです。この言葉が間違いな理由を一言で言うと、「それは自分の仕事ではない」からです。それでは具体的な理由を見ていきましょう。


言われている人間は会社員である

仕事を自分で見つけるというのは個人事業主や経営者であれば当然ですが、これを言われる人間は会社員です。もし自分で仕事を探してくるだけの能力があるのであれば、とっくに独立しているでしょう。会社員にフリーランスや経営者と同じような働きを期待すること自体間違っています。
 

自分で探す状況がおかしい

企業は仕事ありきで社員の採用を行ないます。ですので「わざわざ自分で仕事を探す=仕事が無い」状況にはなりません。もしそんな状況になっているのであれば、採用計画自体が間違っていたことになります。
であれば人材が必要な部署へ移すなりの施策は人事側が考えなければいけないことであり、自分で仕事を探すのは間違いだと言えます。


仕事を割り振るのは上司の仕事

自分の部下へ仕事を適切に割り振るのは上司の仕事です。やらせる仕事が無いのであれば仕事を探さなければいけないのは管理職であり、新人や若手社員ではありません。もしこの言葉を使う上司がいたのなら、上司が自分の仕事を放棄していることになります。


そもそも無理がある

仕事を自分で作れと言われるのは、新人や入社2、3年目の若手社員です。まだ与えられた業務自体をこなすだけで精一杯な状況で、さらに自分で仕事を見つけるのは無理があります。

また、会社や業界などの知識が浅く、そんな状況で自分で仕事を探したとしても的外れなことをする可能性もあり、逆に余計な手間が増えるだけになってしまいます。

さらに、仮に自分で見つけられたとしてもそれをこなす権限がありません。提案し採用されたのならいいですが、散々ケチをつけられ却下された際にはモチベーションの低下にも繋がり、逆効果になってしまうのも間違いである理由の一つです。


最後に

今回は「仕事は自分で見つけるもの」と言う言葉が間違いな理由について解説しました。そもそも仕事を探してくるのは新人や若手の仕事ではありません。
そういった状況になっているのであれば、それは人事の採用計画の失敗や上司の仕事の割り振りが悪いからであって、責任は本人にありません。若手に丸投げするのではなく、まずは適切な採用計画の策定と仕事の割り振りを見直すべきです。