面接で服装自由と言われたとき何を着ていくのが正解か解説

面接で服装自由と言われたとき何を着ていくのが正解か解説

公開日 2021年8月15日 最終更新日 2022年2月27日

就職活動や転職活動において、面接はスーツで参加するのが基本です。

しかし、最近は服装自由で面接を行なう企業が増えてきました。

そういった場合、「当日は自由な服装でお越しください」「私服で参加してください」と通知されます。

「自由と言われても何を着ていけばいいんだ」と頭を悩ますことになるでしょう。

この「服装自由」の面接には様々な意図があります。

ここで失敗してしまうと面接結果にも影響が出ますので気をつけたいポイントです。

そこで今回は、服装自由の面接における企業側の意図と何を着ていくのが正解かについて解説していきます。


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服装自由の意図

先のも書きましたが、服装自由で参加する面接や説明会には企業側の意図があります。

代表的なものは、「常識、TPOの意識があるか確認したい」「私服を見ることで個性や性格が分かる」などです。

ただ、企業によって考えていることは異なりますが、あまりにも奇抜な服装で行くことはお勧めしません。

ここでは企業側の意図をいくつかご紹介します。

常識があるかの確認

面接は世間的に見てフォーマルな場です。

いくら自由と言ってもそれなりに整った服装で参加するべきと考えられます。

所謂TPOを理解しているかを確認するために、わざわざ「服装自由」としているケースがあります。

この場合、自由という言葉を間に受けて適当な服装で参加すると、常識がない人間と判断され評価がマイナスになってしまいます。

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個性を見るため

面接にはスーツで参加するという常識があり、みんなスーツだと外見的な個性を見ることが難しくなります。

特に新卒の場合、リクルートスーツで参加する人間がほとんどの為、服装も髪型もみんな似たり寄ったりになってしまいます。

ですので、私服で参加してもらい個性がみたいという意図があります。

こういった「本当に私服で参加して欲しい」と考えているのは美容関係の企業や、比較的ラフな格好で仕事をするクリエイティブ職やIT関係の企業が多いです。


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結局何を着ていくのが正解?

服装自由で面接を行なう企業側の意図を解説しました。では結局何を着ていくのが正解なのでしょうか?

無難なのは、やはりスーツでしょう。

「服装自由の面接でどんな格好で参加するのを想定しているか」というアンケートを人事にとった企業があります。

結果はほとんどの面接官がスーツ化オフィスカジュアルを想定しているとのことです。

つまり、服装自由というのは建前で、スーツで参加するのが無難だと言えます。

また、その説明会や面接に参加するほかの人間がみんなスーツの場合、非常に浮いてしまうことも懸念されます。

ただし、「私服勤務」を全面的にアピールしている企業の場合はその限りではありません。

応募者の個性をしっかりみたいと考えている可能性があるので、こういった企業は本当に私服で参加して欲しいと考えています。


最後に

今回は服装自由の面接を行なう企業側の意図と、結局何を着ていくのが正解かについて解説しました。

基本的にはスーツで参加するのが無難ですが、クリエイティブ職などの一部の職種や業界の場合、本当に私服で参加したほうがよいケースもあります。

このあたりの見極めは非常に難しいですが、もし失敗しても落ち込む必要はありません。

企業側の意図など参加者には分かるわけがないからです。

言われた通り私服で参加したら落とすような企業は、入社後も変な暗黙のルールがある可能性が高く、そんな企業には落とされたほうがマシだと言えるでしょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。