グループディスカッション(GD)とは?概要と流れを解説
公開日 2021年8月22日 最終更新日 2022年3月5日
就職活動をしていると、グループディスカッション(GD)という言葉を耳にする機会があります。
特に新卒の採用活動の一環として取り入れている企業が多いです。
なんとなく言葉は聞いたことがあるけど、どんなことをするのかよく分からなくて不安になってしまう方もいるでしょう。
筆者も新卒の時に受けたことがありますが、事前にある程度準備や練習をしていないと中々うまく進めることができません。
その為、志望する企業の選考にグループディスカッションがある場合、できるだけ練習しておく事をお勧めします。
今回は、グループディスカッションとは何か、概要と流れについて解説していきます。
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グループディスカッションとは?概要解説
グループディスカッション(GD)とは、企業が採用活動をする上で取り入れる選考方法のことを指します。
求職者(学生)を数名から10名前後のグループに分け、与えられたテーマについて議論し、決められた時間内に最終的な結論をまとめます。
これを行なう企業は、大企業だと約4割程度、中小企業は2割程度と大企業の採用活動で比較的多く実施されています。また、採用だけでなくインターンシップの参加者を選考する際にも用いられる手法です。
関連記事:インターンシップって何?参加するメリットは?
基本的に新卒採用で行なわれることが多く、中途採用でグループディスカッションを行なう企業は稀です。
個人面接は面接官の質問に学生が答えるのに対し、GDは学生同士の話し合いがメインであり、面接官が介入することはありません。
その為、物事の考え方や頭の回転の速さ、協調性があるか等を見極めるのが目的です。
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グループディスカッションの流れ
GDがどんな流れで進行するのかを知っておくことは非常に大切です。
それが分からないと、話の展開についていけず何も発言できなくなってしまいます。
では、実際にどんな流れで進行していくのでしょうか?
グループディスカッションは、集まった学生がお互いに自己紹介し、面接官がお題を出すところから始まります。
但し、企業によって流れや進め方は異なりますのでここでは一般的な流れについて解説します。
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自己紹介
参加する学生同士、お互いに自己紹介をするところから始まります。
自己紹介で話す内容を面接官から指定される場合もありますが、そうでなければ学校名と氏名、専攻科目など当たり障りの無い程度で問題ありません。
ここで大切なのは、全員に聞こえるように大きな声ではきはきと話すことです。
また、参加者の名前をしっかり覚えておかないと会話するのが大変になるので、メモをしておくことも重要です。
議題の発表
面接官からグループディスカッションで話し合う議題を発表されます。
ここで制限時間や細かいルール等も伝えられます。
時間内に話し合いが終わらなかったり、ルールを破ってしまうとそれだけで評価が下がるので忘れないようメモを取っておきましょう。
議論開始
ここからが本番です。与えられた議題に対してお互い議論していきます。
ここで重要なのが、しっかりと役割を決めておくことです。司会進行役や書記、時間管理(タイムキーパー)、発表役などお互いの役割をしっかりと決めておかないとグダグダした議論になり、評価が下がります。
また、話が逸れて時間内に結論がまとまらないといった事態にならないよう、気をつける必要があります。
そして、一番大切なのが「積極的に議論に参加する姿勢」です。
他人任せにして全然議論に加わらないと、積極性が無いと判断され評価が一気に下がります。
初対面の人間と話し合いをするのは確かに大変ですが、働き始めるとよくある事です。
これをうまくこなす為にコミュニケーション力をつけるよう普段から意識して過ごすことが重要です。
発表
議題について話し合った結論を発表します。
基本的にグループディスカッションは話し合いの過程が重視されるため、結論の内容はそこまで議題に逸脱していなければ気にする必要はありません。それよりも、堂々と自信を持って発表することが大切です。
最後に
今回はグループディスカッションの概要と流れについて解説しました。
この選考方法を苦手としている学生が多く、逆にここでうまくアピールすることが出来れば、他の学生に差をつけることができます。
最初は中々難しいかもしれませんが、積極的に発言し、議論に参加することで高い評価を得ることができます。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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