「アットホームな職場です」がブラック企業である理由!

「アットホームな職場です」がブラック企業である理由!

昔から求人に「アットホームな職場です」というフレーズを使ってアピールする会社は多く存在します。

一見良さそうに見えるワードですが、ネットでは「ブラック企業が使う言葉だ」「このワードを使うのはやばい会社」といったように、マイナスのイメージを持たれています。

結論から言うと、このフレーズを使う会社はブラック企業であることが多いです。

今回は、「アットホームな職場です」と求人でアピールする会社はブラック企業である理由について解説します。


「アットホームな職場です」が含まれている求人はブラックである理由

はっきり言って、このフレーズで会社をアピールする求人はブラック企業のものである可能性が高いので避けた方が無難です。

理由としては「他にアピールできることが無い」「業務外の付き合いを強制される」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


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他にアピールできることが無い

まず、他にアピールできることが無い会社であることが「アットホームな職場です」がブラックである理由の一つです。

まともな会社であれば、離職率の低さや有休取得率の高さなど働きやすさを強調したり、経営が安定していることなどを応募者に向けてアピールします。

そういった応募者にとってプラスになる点が無いため、アットホームな職場などといったフレーズでどうにか良い会社に見せかけようとしています。 


業務外の付き合いを強制される

このようなフレーズを使う会社では、業務外の付き合いを実質的に強制される可能性が高いです。

休日に社内イベントが開催され参加を強制されたり、定時後の飲み会が常習化していることが考えられます。

上層部からの誘いである為、中々断ることが出来ず嫌々付き合う羽目になります。

当然、顔や態度に出すことは出来ないので表面上は楽しいような雰囲気を醸し出します。

それを「うちの会社はみんな仲が良い」と勘違いして「アットホームな会社」などとアピールしているケースが多いです。


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ネットに疎い会社である

未だにこのフレーズを使う会社は、ネットリテラシーが低くインターネットで情報を得る力も不足していると考えられます。

アットホーム=ブラック企業だという認識はネットで広く拡散されており、普通の人事担当ならその事実を知っています。

ですので、自社がブラックだと思われないようにするために、このフレーズを使うことを控えます。

にもかかわらず、未だにアットホームだ何だと言って会社をアピールした気になっているのであれば、ネットに疎い会社だと言えます。

そんな会社なら、時代に逆行するような古い体質であることも考えられます。

これも、アットホームな職場だとアピールする会社がブラック企業である理由の一つです。


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イエスマンだらけで仲がいいと勘違いしている

従業員のほとんどが社長や役員に逆らえないイエスマンだらけであることを、アットホームだと勘違いしている可能性もあります。

少しでも異なる意見を言ったり否定的な事を言うと上層部の人間が激昂する為、ほとんどの社員がイエスマンになっているケースです。

部下がみんな自分の意見に賛成したり、普段から持ち上げるような言動ばかりするので気分が良くなり、「うちはアットホームだ」などと勘違いしています。

部下からすると社内の雰囲気が悪く、びくびくしながら過ごす羽目になるのでブラック企業であると言えます。


最後に

今回は、「アットホームな職場です」という言葉でアピールしている会社はブラック企業である理由を解説しました。

求人を募集しようにも、何もアピールできる点が無いので仕方なくこの言葉を使っているケースが多いです。

また、業務外の付き合いを強制したり、誰も逆らえない状況を「みんな仲が良い会社だ」と勘違いしていることも多いです。

求人に応募する際、この言葉が使われているかどうかチェックしてみることをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。