大企業とは?入社するメリット解説

公開日 2021年8月25日 最終更新日 2022年3月13日
ニュースやネットなど様々な場面で「大企業」という言葉を耳にします。
なんとなく、「社員が多い会社」「売上げが高い」「安定している」なんてイメージがあるのではないでしょうか?しかし、その定義を説明できる方は少ないでしょう。
また、大企業で働くことには中小企業やベンチャー企業といった小規模な企業には無い大きなメリットが複数あります。特に新卒者の場合、小さな企業で働くよりも大企業を目指したほうが将来的に有利になります。
今回は、大企業とはどんな企業なのか、入社するメリットについて解説していきます。
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大企業とは?
大企業とは、そのままの意味で資本金や従業員数など、企業規模が大きな会社のことを指します。
ただし、「どこからが大企業なのか?」という法律的な定義は存在しません。
中小企業の場合、業種によって資本金や従業員数で定義することができるのでそれよりも規模が大きかったら大企業だとみなしていいと考えられます。
例えばサービス業の場合、社員数が100名以下又は資本金が5000万円以下の会社を中小企業としているので、それを超える社員数や資本金がある会社を大企業だとすることができます。
中小企業と大企業の割合は、全国に中小企業が400万社ほど存在するのに対し、大企業の数は1万社ほどだとされています。
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また、大企業と似た言葉に「大手企業」というものもあります。
大手企業に関しても明確な定義はありませんが、「業界内での知名度や規模が大きい企業」だと言われており、大企業よりも遥かに上回る資本金や従業員数を誇ります。
関連記事:ホワイト企業の探し方と特徴
大企業に入社するメリット

世間では、大企業、大手企業に入社することがいいことだとする風潮があります。
実際、中小企業やベンチャー企業にはないメリットが複数存在しており、新卒者であればこういった企業への入社を目標に就職活動をすることを推奨します。
メリットの一例としては、「福利厚生がしっかりしている」「全体的に働きやすい環境である」「もしもの時に部署異動をすることが出来る」などが挙げられます。
これらは経営に余裕がある大企業、大手優良企業ならではのものであると言えます。
それでは具体的な例を見ていきましょう。
福利厚生が整っている
多くの大企業では、福利厚生が整っています。
格安の社員食堂や社員寮、特別休暇、保養所の利用、資格取得支援、年間複数回の賞与支給など金銭的なメリットが多く存在します。
これらがあるのとないのでは、貯金をする上で大きな影響があります。
単純な給与額以上の差が出ると言っていいでしょう。
仕事がしやすい
大企業で働くメリットの一つに、仕事がしやすいことが挙げられます。
充実した研修制度の下、じっくりと知識やスキルが身に付く上に企業自体にネームバリューがあるので、営業活動をしやすいといったこともあります。
実際、よく分からない・全く聞いたことが無いような中小零細企業よりも、名前を聞いたことがある大企業だから安心して仕事を発注できると考える顧客が多いのも事実です。
コンプライアンスがしっかりしている
コンプライアンスがしっかりしていることも大企業のメリットです。
大きな会社ほど定期的なコンプライアンス研修を行なっているので、各種ハラスメントを受ける可能性が下がります。
また、被害にあった際の相談窓口も整っているので対応・解決に向けて迅速に動いてもらえることが期待できます。
部署異動ができる
大企業の場合、複数の部署・部門があります。
「配属先の仕事がどうしても自分に合わない」「部署内の人間関係がうまくいかない」などということがあれば、部署異動をすることができます。
逆に中小企業は部署という概念自体がないケースもあるので、もし上記の状況になってしまったら退職するしかありません。
世間体がいい
大企業の社員として働いていると、世間体がよくなるのもメリットの一つです。
特に地方だとそういった傾向が強くあります。
また、社会的な信用も高いのでローンを組んだりする際にも大企業に勤めていたほうがいいと考えられます。
仕事が楽
大企業では、社員一人ひとりが担当する業務範囲が狭いです。
その為、ルーティン化しやすく一度覚えてしまえば仕事が楽になります。
逆に中小企業では、様々な部署の仕事を兼任するケースが多く、業務に必要な知識量・業務量が膨大になりハードワークになってしまう可能性があります。
最後に
今回は大企業とはどんな企業なのか?そこに入社するメリットについて解説しました。
大企業で働くメリットは非常に大きいです。また、中途入社するのにはかなりハードルが高く、新卒でないと採用自体行なっていない会社もある為、新卒時には大企業を目指すのが無難だと考えられます。
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