休職から復職したくない・怖い時はどうしたらいい?

公開日 2021年8月30日 最終更新日 2022年3月18日
精神的な病気になってしまい、休職している方は大勢居ます。
数ヶ月の間ゆっくり休んで徐々に体調が良くなってきた、又はまだ辛いけど期限が迫っていて復職せざるをえない状況になった際、考えるのは「復職したくない」「復帰するのが怖い」ということではないでしょうか。
こういった悩みを抱えるのは普通のことです。
復帰したものの、「また同じ病気になったらどうしよう…」と不安になってしまいます。
今回は、休職から復職したくない、復帰するのが怖いときはどうしたらいいかについて解説していきます。
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復職したくない原因
復職するのが怖いと感じてしまうのには原因があります。
一番良くあるのが、「休職することになった原因が解消されていないのでは…」「また前と同じことになるんじゃないか」と悩んでしまうことです。
例えば、上司のパワハラやモラハラが原因で病気になってしまい、復帰したらまたパワハラされるんじゃないか…と不安になってしまうことですね。
他に考えられる原因としては、「長期間休んでいたので怠け癖が付いている」「周囲の目が怖い」「長い間職場を離れていたので仕事についていけるか不安」などです。
これらの原因を解消することによって、職場に復帰しまた以前のように働くことができるようになります。
関連記事:休職ってどんな制度?給料は出るの?
復職したくない時の対処法

復帰するのが怖いと感じてしまう原因について解説しました。
では、そんな時にどうしたらいいのでしょうか。
一番重要なのが、復帰したくない・怖いと感じる原因が解消されているか確認することです。
安心して仕事に復帰することができれば一番ですが、それは本人だけでなく会社次第なところもあります。
復帰するのが困難だったり、また同じようなことになる可能性が高い場合、無理に会社に戻らず別の道を探すことも大切です。
ここでは、無事復職し同じ職場で働き続ける方法と、それができなかった場合について解説します。
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休職原因が解消されているか確認する
休職することになった原因が解消されているか、具体的な解消方法が決まっているか人事に確認しましょう。
例えば、原因になったパワハラ上司と離れられるよう部署を異動させてくれる予定だったり、二度とパワハラをしないよう厳重に注意したりといったように具体的な対策が練られているのであれば、復職するのが怖いという感情が薄れ、無事に職場復帰することができます。
逆にそれらがなく休職前と状況が変わらない場合、安易に戻るのは危険だと言えます。
休職を延長する
多くの企業では、復職する条件を「本人の体調が回復している」としています。
どうしても復職したくない、職場に戻るのが怖いと強く悩んで鬱になるようでしたら、まだ体調が回復していない可能性があります。
医師や会社と相談する必要がありますが、休職期間の延長を考えるのもひとつの対処法です。
ただし、休職期間の上限を決めている企業がほとんどですので、上限を超えてしまわないよう注意しましょう。
取り合えず復帰する
休職期間の期限が迫っている場合、そのまま復職できないと退職させられる可能性があります。
それであれば、取り合えず思い切って復職してしまうのも対処法の一つです。
どの道復帰できないと退職されるのであれば、まずは復帰してみてどうしても無理なら退職する覚悟で戻りましょう。
転職活動をする
どうしても怖い・戻りたくないのであれば、転職活動をするのも方法の一つです。
休職中であれば時間はあるので、日中でも面接に行くことができます。
もしそうするのであれば出来るだけ早めに動きましょう。
退職し療養に専念する
まだ病気が治りきっていないが、休職期限切れになるので仕方なく復帰しようとしている場合、無理に復帰せず退職して療養に専念するのもありです。
まだ病気が治っていないのに無理に復職するより、じっくり休んだほうがいいケースもあります。
一度医師に相談してみましょう。
最後に
今回は、休職から復職するのが怖い・したくない時にどうしたらいいかについて解説しました。
まずは今後の事を職場に確認し、休むことになった原因が解消されているのか判断しましょう。
そうすることで怖いという気持ちが薄れます。
また、どうしても無理なときは転職や退職を視野に入れるのも大切です。
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