職歴なしからいきなり正社員を狙わない方がいい理由

職歴なしからいきなり正社員を狙わない方がいい理由

公開日 2021年9月20日 最終更新日 2022年3月18日

今まで就職して働いたことがないと、職歴が無いため就職活動が困難になります。

年齢が上がるにつれ、焦る気持ちも強くなるでしょう。

良い会社に正社員として勤めたい」と思うかもしれませんが、正直、職歴が無い状態でいきなり大手企業や優良企業に採用されるのはかなりハードルが高いです。

また、「とにかく正社員」という思いで就職先を探すと、ブラック企業に当たってしまう可能性が高く、危険と言えます。

一度、非正規でもいいので職歴を付けるか、正社員登用を行っている企業でアルバイトや契約社員から始めるのが無難です。

今回は、職歴なしでいきなり正社員を狙わないほうがいい理由について解説します。





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いきなり正社員を狙わない方がいい理由

一刻も早く、まともな企業の正社員になりたいと焦燥感を感じているかもしれませんが、焦りは禁物です。

焦って就職先を探すと正常な判断が出来なくなります。

また、大手企業や優良企業にいきなり応募しても、採用される確率はほとんどありません

それでは具体的な理由を見ていきましょう。


優良企業は採用ハードルが高い

大手企業や優良企業、または有名なホワイト企業は採用ハードルがかなり高いです。

募集数の割りに応募希望者も多く、かなりの高倍率になっています。

当然、ライバルは豊富な職歴があったり、スキルや実績を持っています。

その相手に職歴なしで勝つのはほぼ不可能と言っていいでしょう。

また、そもそも募集要項が経験者のみの可能性も十分考えられます。

ですので職歴のない状態で優良企業の求人を探したり、応募するのは時間とお金の無駄になるのが理由の一つです。

関連記事:ホワイト企業の探し方と特徴

ブラック企業に当たる可能性がある

職歴なしの場合、未経験可の求人に応募するしかありません。

中途の場合、ほとんどの企業は即戦力、つまり経験者を募集します。にも関わらず、未経験可で募集をかけている企業はそうでもしないと人が集まらないブラック企業の可能性があります。

内定が出たからといって安易に入社するのは危険です。

そこで耐えられず早期退職をしてしまうと、職歴に傷が付いてしまい、ますます再就職が大変になります。


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自己嫌悪に陥る

いきなり正社員を目指しても、職歴がないとそう簡単に内定を手に入れることはできません。

多くの企業に不採用にされると、「自分は必要とされていないのでは…」と自己嫌悪に陥るかもしれません。

そうなると自分に自信が持てず、面接でうまく受け答えすることが出来なくなってしまいます。

これもいきなり正社員を狙わない方がいい理由の一つです。


まずは非正規でも職歴を付ける

上記の理由により、いきなり正社員を目指すのはリスクが高いと言えます。ではどうしたらいいのでしょうか?一旦、非正規でもいいのでとにかく職歴を付けるのが先決です。

確かに年齢が高くなるにつれ焦る気持ちも強くなりますが、正社員だからといって変な企業に入社するのは将来的にマイナスになります。

一度落ち着いて、非正規でも職歴を付けた上で正社員を目指したほうが、成功する可能性が高いです。

正社員登用を行っている会社ならそのまま正社員になれるかもしれませんし、そうでなくても職歴があれば経験者を募集している優良企業に応募することもできます。

最後に

今回は、職歴なしでいきなり正社員を狙わない方がいい理由について解説しました。

余程運が良くない限り、いきなりまともな企業の正社員になるのは難しいと言えます。

人生、一発逆転は不可能です。焦る気持ちを抑え、一旦非正規で職歴を付けてから動くことが大切です。

給料は安いかもしれませんが、スキルや知識、経験をつける為の修行期間だと割り切りましょう。将来的に見て、いきなり正社員になれるようなブラック企業に入るよりもいいと考えられます。


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