賞与や退職金がある企業に勤める金銭より大きなメリット
公開日 2021年10月1日 最終更新日 2022年3月18日
会社員として働く上で、待遇は非常に重要です。福利厚生の有無によって生活は大きく変わります。
特に、賞与と退職金は非常に需要であり、あるかないかによって金銭的な面では勿論ですが、それ以外の面でも大きな差が出来てきます。
今現在勤めている企業でそれらの福利厚生があるならいいですが、そうでない場合、もし転職を考えているのであれば賞与と退職金制度がある企業を目指したほうがいいと考えられます。
今回は、賞与や退職金がある企業に勤めるメリットについて解説していきます。
賞与・退職金がある企業で働くメリット
賞与や退職金制度がある企業に勤めることによって、多くのメリットがあります。
それらが無い企業に勤めるよりも、金銭的にも優位になりますし、また単純に金銭面以上に得をすることもあります。
ここではそのメリットをご紹介します。
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お金に余裕が出来る
一番分かりやすいメリットは、お金に余裕が出来ることです。年に数回の賞与があれば、生活水準にもよりますが、それを丸々貯金に回すことも可能です。
賞与がない企業に勤めるよりも、貯金額の増加ペースが全然違います。
また、住宅ローンなどをボーナス払いにするという選択肢を取れるのもメリットの一つになります。
その他にも退職金があれば、退職してからの生活にも余裕ができ、将来設計もしやすくなるというのも魅力の一つです。
勤続しやすい
賞与や退職金があると、会社に長く勤めやすくなるというのもメリットです。
それらがあることによって、「次のボーナスまでは頑張ろう」「退職金を貰うまでは何とか続けてやる」といったように、仕事が辛くても目標を持つことでしばらくの間耐えることが出来ます。
これが、ボーナスも退職金も無い企業だと分かりやすい目標や、いつまで我慢しようと言った目安を立てることができず、すぐに辞めてしまう可能性が高まります。
また、勤続年数が長くなることにより、職歴も強化されるので転職の際に今より条件の良い企業から内定を貰いやすくなるのもメリットの一つになります。
スキルアップしやすくなる
賞与があることによって、スキルアップしやすくなるのも大きなメリットです。
賞与がある企業は、支給額を決めるために査定を行います。これが良い評価なら支給額も増えますし、逆に悪かったら金額も少なくなってしまいます。
ですので、良い評価を貰うために頑張って仕事をすることにより、結果としてスキルアップに繋がることが多くあります。
逆に、賞与がない企業だと頑張っても給料に反映されにくくなるので、当然やる気も下がりあまりスキルも身に付きません。
最後に
今回は、賞与や退職金等の福利厚生が整っている企業に勤めることの、金銭より大きなメリットについて解説しました。
金銭面は勿論ですが、それよりも精神的なメリットが非常に大きいです。
賞与があることによって、高い評価を得るために仕事を頑張ることができますし、次貰うまでは耐えようといったように、辛くても暫くは我慢することができます。
それによって勤続年数が増えると、次の転職にも有利になるというプラスのループを生むことができます。