事務職に転職するのはハイリスクな理由

事務職に転職するのはハイリスクな理由

就職や転職で事務職を目指している方は大勢います。

未経験だと「何となく楽そうなイメージがあるから」「綺麗なオフィスで仕事をするのはかっこいい」なんて理由で事務を目指したりしますが、正直止めた方がいいと言えます。

基本的に事務職を目指して転職活動をするのは非常にハイリスクだといえます。

今回は、事務職に転職するのがハイリスクな理由について解説します。


事務職に転職するのがハイリスクな理由

事務職を目指すのがリスクが高い理由は色々ありますが、「労力の割りにリターンが少ない事」や「運要素が強すぎる事」が挙げられます。

ここでは具体的な理由を解説します。





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倍率が高い

どの企業においても、事務職の求人は採用倍率が高いです。

未経験者は勿論、経験者であっても中々採用されず、時間を無駄にしてしまうことが考えられます。

また、事務の仕事は派遣やアルバイト、契約社員などの非正規雇用として募集している企業も多く、折角採用されても安定しない可能性があります。 
 

給料が安い

事務職は基本的に給料が安いケースが多いです。

また、営業や製造等の直接利益を出す部署と違い、サポートがメインの為昇給も少なく、ボーナスもあまり期待することができません。

高い倍率の採用試験を突破しても金銭的に満足することができないのが、事務職に転職するのがハイリスクな理由の一つです。


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向き不向きがある

事務の仕事には向き不向きがあります。多くの企業では減点方式で評価されます。

ですので、仕事を完璧にこなす自信があるならいいのですが、例えば備品の購入を忘れたり、依頼された資料をうまく作れなかったりなど、些細なミスをする人間には事務の仕事は向いていません。


関連記事:減点方式で仕事を評価する職場が最悪な理由

人間関係の影響が大きい

事務の仕事は人間関係の影響が非常に大きいです。

例えば、苦手な上司や同僚がいても一日中一緒にいなければなりません。

営業であれば外回りで逃げることができますが、事務はそれが出来ません。

また、多くの部署の社員と関わる仕事なので、コミュニケーション力が重要になってきます。色々な人間と円滑にやり取りをすることができないと、仕事がうまく回りません。 


企業や職種によっては激務

事務職だからといって、ノルマや納期が全く無かったり毎日定時で帰れる訳ではありません。

例えば、事務職といっても人事なら採用人数のノルマがありますし、経理なら給与計算や決算の準備等で納期が必ずあります。

また、中小企業の場合、複数の部署を兼任することが多く、そうなると激務になりかねません。

つまり、事務だからといって必ず楽な訳では無いのも安易に事務職を目指すリスクだと言えます。


最後に

今回は転職で事務職を目指すのがハイリスクな理由を解説しました。

そもそも採用倍率が高すぎるため、内定を得る難易度がかなり高いです。

そこで何とか内定を手に入れて入社したとしても、人間関係が悪かったら逃げ場の無い最悪な職場になってしまいます。

その上、給料も安く、企業によっては仕事量が多いケースも多数存在します。

つまり、ハイリスクローリターンだと言えます。イメージだけで事務職を目指すのは非常に危険です。

本当にそれでもいいのかよく考えてから行動しましょう

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。