「やる気あるのか」と叱る上司はパワハラだ

「やる気あるのか」と叱る上司はパワハラだ

公開日 2021年12月5日 最終更新日 2021年12月30日

仕事でミスをしてしまったり、思ったような成果が出ないと上司から怒られたり叱られたりすることもあるでしょう。

普通にミスを指摘される程度ならいいんですが、人格を否定されたり、「やる気あるのか?」と強い口調で責められることもあります。

しかし、この「やる気あるのか?」という責め方は非常に卑怯であり、姑息なやり方だといえます。

今回は、部下に対して「お前はやる気あるのか?」という叱り方をする上司の行為はパワハラであり、ブラックな職場である理由について解説します。


「やる気あるのか」と叱るのはパワハラな理由

部下に対してこの言葉を使って叱ったり、説教する行為はパワハラであると考えられます。

この言葉を使われた時点で反論や反撃することができなくなりますし、一方的に責めるのはパワハラの定義の一つである「精神的な攻撃」に当たると考えられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


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なんと反論しても否定される

「お前はやる気無いんじゃないか?」「真剣に仕事していないだろ」なんて言葉を使われた時点で、こちらが何と反論しても否定されることになります。

やる気があると答えても「じゃあなんで成果が出ないんだ!?」と責められ、やる気無いと答えると「ふざけているのか!?」と責められることになります。

つまり、どちらと答えても叱られ否定されることになります。

部下側からするとこの言葉を使われた時点で詰み、逆に上司側からすると絶対に反論されず一方的に責めることができます。これは間違いなくパワハラだと言えます。


最初から結論が決まっている

この言葉を使って部下を怒る上司は、最初から自分の中で結論が決まっています。

ミスをするのも成果が出ないのも部下が悪いと決め付け、その理由や原因も全て部下にあると思い込んでいます。

自分の指導や指示は間違っておらず、うまくいかないのは部下にやる気がないからだと最初から結論が決まっています。

その為、うまくいかない原因を伝えたとしても全て否定されることになるでしょう。


逆にやる気が無くなる

この叱られ方をすると、本当は仕事に対するやる気があっても、次第に無くなっていきます

自分の言い分や事情を聞きもせず、全て否定され反論も許されない状況になるのですから当然です。

「どうせ何を言っても無駄だ」「こんな職場で頑張っても意味が無い」と考えるようになり、どんどんモチベーションが下がってしまいます。

つまり、この叱り方をしたせいで、逆にやる気を失わせてしまうことになります。

これも、やる気あるのか?と叱る行為がパワハラである理由の一つです。


最後に

今回は、部下に対して「やる気あるのか」と叱る上司の行為がパワハラである理由について解説しました。

部下の言い分や理由、事情を最初から全く聞く気が無く、なんと反論しても全部部下のせいだと決め付ける行為は、部下を精神的に攻撃していると考えられるため、パワハラに当たります。

また、この言葉を使われることによってどんどんモチベーションが下がり、さらにミスが増えたり成果が無くなっていきます。

つまり、部下に対してもそうですが会社にとってもこの叱り方は不利益を被るやり方だと言えます。

このタイプの上司の下で仕事をするのは時間を無駄にするだけでなく、精神的にも苦痛なので早めに部署異動の希望を出すか転職を視野に入れるべきです。