上司によるパワハラの具体例まとめ

上司によるパワハラの具体例まとめ

公開日 2022年5月13日 最終更新日 2022年8月27日

「お前は使えない奴だな」「言われたことも出来ないのか」なんて言葉で叱られ続け憂鬱になっている方は大勢います。

「仕事ができない自分が悪いんだ」「能力不足だから怒られて当然」などと自分を責めてしまいがちですが、それは違います。

確かに自分に原因がある場合もありますが、そうではなく上司によるただのパワハラである可能性も高いです。

実際、理不尽な事を言って何も悪くない部下を追い詰めるような人間も存在します。

そうであれば、自分に責任はありませんし自分自身を責める必要も全くありません。

今回は、上司による理不尽なパワハラ言動の具体例をまとめて解説します。





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そもそもパワハラとは?

そもそもパワハラの定義をご存知でしょうか?

簡単にまとめると、「仕事における優位な地位や立場を利用して、必要以上に肉体的精神的な苦痛を与える行為」です。

特によくあるのが「精神的な攻撃」です。

仕事のミスなどがあった際、改善するために適切に指導するのはパワハラとは言えません。

そうではなく、大勢の前で怒鳴りつけたり人格を否定するような叱り方をする等、指導の範囲を明らかに超えているような叱り方をするとパワハラに該当します。


上司のパワハラ言動具体例まとめ

肉体的な攻撃は明らかにパワハラだと分かりますが、精神的なものに関しては中々分かりずらいところがあります。

それが原因で、「パワハラではなく自分が悪い」と思い込んでしまうケースが多いです。

そうならないよう、ここでは上司のどんな言動がパワハラなのか具体例をまとめました。


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人前で怒る

大勢の同僚や顧客がいる前でミスや失敗を怒る、叱りつけるような行為は典型的なパワハラです。

怒られている側は恥をかくことになりますし、精神的な攻撃だと言えます。

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資料を何度も作り直させる

作成した資料を何度も何度も修正させることもパワハラです。

1度や2度の作り直しならまだしも、それが5回10回ともなると非常に苦痛に感じますし、そもそも内容に問題が無いのに敢えてやり直させるようなパワハラ上司も存在します。


「言い訳するな」と話を聞かない

仕事のミスに対し、原因や理由を説明しようとしても「言い訳するな」と話を聞かず一方的に責め立てるのもパワハラだと言えます。

自分に非が無いにも関わらずそれを説明する事を封じられるのは明らかに理不尽です。


資格取得を強制する

「資格を取れ」と部下に対して強要するのも場合によってはパワハラです。

特に業務後や休日の時間に勉強することを強要するのであれば、それは休日出勤をさせるのと同じような物です。

また、費用が会社持ちならまだしも自腹であれば尚更理不尽です。

否定ばかりする

部下のやることなすこと全て否定するのもパワハラです。

何をやっても怒られる、評価が下がるなんて状況は間違いなく精神的に苦痛を感じます。


「やる気あるのか」と叱る

「お前はやる気あるのか」と叱られたことがある方は多いと思いますが、この叱り方はNGです。

「ある」と答えても「無い」と答えても無意味で叱り続けられます。


「お前の代わりはいくらでもいる」と追い込む

ノルマの未達や納期超過などがあった際、「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」とまるで解雇を検討しているかのような叱り方も精神的な攻撃です。


ダブルバインド

これも典型的なパワハラですが、ダブルバインドと呼ばれる矛盾した命令も上司による理不尽な言動です。

例えば「自分で仕事を見つけろ」と言いつつ、いざ仕事を見つけると「勝手にやるな」と叱り、逆に何もしないと「自分で仕事を探せと言っただろ」と言うようなどの選択肢を取っても叱られるような状況です。


「社会人失格」と叱る

「体調不良で休むなんて社会人として失格だ」というように、理不尽に責め立てるときに使われるのが「社会人」というワードです。

「社会人として当然」「社会人失格」これらのセリフは叱る側が都合よく使っているだけです。


「見て覚えろ」と放置する

部下の教育を行う立場でありながら「見て覚えろ」といい放置するのもパワハラだと言えます。

そんなのは教育でも何でもありません。


「忙しいは言い訳にならない」と仕事を増やす

明らかに抱えている仕事量が多すぎるのにもかかわらず「忙しいは言い訳にならないぞ」といってさらに仕事を増やそうとするのもNGな行為です。

そもそも部下の仕事量をコントロールするのが上司の仕事です。



最後に

今回は、上司による理不尽なパワハラ言動の具体例をまとめて解説しました。

この様な言動を取られると「自分が悪いんだ」と考えてしまいがちですが、そうではありません。

ほとんどの場合、上司によるパワハラにすぎず自分の能力とは無関係です。

明らかに相手側に非があるので気にする必要は無いですが、いつまで経っても解決する気配が無いのであれば転職も視野に入れましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。