ジョブローテーションとは?社員側のメリット解説

ジョブローテーションとは?社員側のメリット解説

社会人になると「ジョブローテーション」という言葉を耳にすることがあります。

これは会社が設けている人事異動制度の一つです。これは企業が独自に定める制度であるため、これがある企業もありますし、制度自体が無い企業もあります。

ですので、就職先や転職先企業を選ぶ際に一つの指標にするのもいいかましれません。

今回は、ジョブローテーションとはどんな制度なのか、社員側のメリットも合わせて解説します。


ジョブローテーションとは?

ジョブローテーションとは、企業における社員の部署・職種等に関わる人事異動制度のことを指します。

定期的に所属部署を変更することにより、社員に幅広いスキルや経験を積ませ、将来の幹部候補を育成することを目的にしています。

また、一つの仕事に固執せず色々な部署を経験することによって、自分自身でも気がつかなかった適性を知るきっかけにもなります。

その他にも、定期的に部署を変更することによって社員の不正を未然に防ぐといった目的も企業にはあります。

ローテーションを行う期間は企業ごとによって異なり、大体1年から5年ごとに部署異動をさせるケースが多いです。

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社員側のメリット

企業にとっては社員の不正を防いだり、社員に様々な視点やスキルを身に付けさせたり、それぞれの適性を把握するといったメリットがあります。

また、この制度がある企業で働くことは社員側にもメリットが大きいです。

ここではそれを解説していきます。


環境を変えられる

社員側の一番大きなメリットは、不満があっても環境を変えることができるということです。

例えば、上司にパワハラをされたり同僚と合わなかったりといった人間関係の不満があった場合、ローテーションが行われる時期まで我慢することができれば、その環境から離れることができます。

もしこの制度がない企業に入社した場合、たとえ合わなかったとしても簡単には環境を変えることができません。

パワハラをする人間か自分が退職するしか方法は無く、それは非常にリスクが高いと言えます。


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仕事の適性が分かる

仕事における自分の適性が分かるのも、ジョブローテーションのメリットの一つです。

これが無い場合、自分に向いていない・するのが苦痛な仕事を永遠にするハメになります。

この制度があることによって、退職や転職をすることなく様々な職種の仕事をすることができるので、それを通して自分に向いている仕事を見つけることができます。

適性がある仕事が分かれば、今後伸ばしていく必要のある分野も把握することができますし、将来のキャリアプランを立てやすくなります。

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社内の人脈が作れる

定期的に部署異動が出来ることによって、社内の人脈を作る機会が多くなるのもメリットの一つです。

どの仕事においても、自分とは異なる部署の人間と関わる機会はあります。

時には色々な調整・交渉を行うこともあるでしょう。そういった時に、他部署の人間と人脈があればスムーズに進めることができますし、何かトラブルがあった際に協力してくれることもあるでしょう。

この様に、人脈を作ることによって仕事をやりやすくすることができます。


最後に

今回は、ジョブローテーションとはどんな制度なのか?それがあることによる社員側のメリットを解説しました。

やはり大きなメリットは転職や退職をせずに環境を変えることが出来る点です。

人間関係が合わなかったり自分に向いていない仕事でも、一定期間耐えることが出来ればそれを変える事ができますし、それは心の支えにもなります。

企業側だけでなく社員にとってもメリットが大きな制度ですので、これがあるか無いかを就職や転職の際に企業選びのポイントにすることをお勧めします。  


 


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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