新卒で派遣になるのは勿体無い!絶対に正社員を目指すべき理由

新卒で派遣になるのは勿体無い!絶対に正社員を目指すべき理由

公開日 2022年1月23日 最終更新日 2022年3月18日

新卒で就職活動をしていると、中々内定を得ることが出来ず悩んでしまうこともあるでしょう。

特に不景気の時代は企業も採用に慎重になる為、選考回数が増えたりと学生の負担もかなり増えてきます。

その状況が続くと精神的に辛くなり、「もう簡単に採用される派遣で働こう」と考えてしまいがちです。

しかし、安易に派遣で働く事を選ぶとその先の人生に大きな影響が出てしまいます。

断言しますが、内定が獲得できず辛くても正社員を目指すべきです。

今回は、新卒で派遣で働くのは非常に勿体無く、絶対に正社員を目指すべきである理由を解説します。





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新卒で正社員を目指すべき理由

新卒で正社員になるべき最大の理由は「新卒キップは人生で一度しか使えない」ことにあります。

新卒キップは非常に重要なものです。それを捨てて安易に派遣になるのは非常に大きな損失だと言えます。

ここではその理由を具体的に解説します。

関連記事:新卒は絶対に大手に行くべきその理由

ポテンシャル採用される最初で最後のチャンス

企業が行う採用活動において、ポテンシャルのみで採用されるのは新卒だけです。

「営業に向いてそう」「経理で採用したら育ちそう」といった適性や将来性で採用されるのが新卒キップです。

これが中途になるとそうはいきません。ほとんどの企業は中途の場合、実務経験を求めます。

中には未経験可といった求人もありますが、かなりの高倍率だったりブラック企業だったりと、優良企業から採用されるハードルが高いです。

つまり、全くの未経験で優良・大手企業から簡単に正社員として採用されるのは新卒が最初で最後の機会
だと言えます。

これが理由の一つです。


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じっくり育成してくれるのは新卒のみ

新社会人として、じっくりと育成・教育してくれるのは新卒の時だけです。

第二新卒や中途の場合、社会人としてのマナーや職務能力がある前提で仕事を振られます。

また、仕事でミスをしても「まだ若いから仕方ない」と許されるのも新卒だけです。

この様に、育成期間として色々なことが許されたり甘い対応をして貰えるのが新卒で正社員になるメリットであり、それを捨てて派遣になるのは非常に勿体無いと言えます。


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派遣はいつでもなれる

派遣社員には、いつでも簡単になることが出来ます。わざわざ新卒でなる必要は全くありません。

逆に正社員に簡単になれるのは新卒だけです。

中途採用や第二新卒で正社員になるのは一気にハードルが高くなります。

ですので、「中々内定が得られない」「就職活動をするのが面倒になった」といった安易な理由で正社員を諦め派遣になるのはかなり危険な行為です。

これも、辛くても諦めず正社員を目指すべき理由の一つです。


派遣から抜け出せなくなる

一度派遣社員になってしまったら、そこから抜け出すのが困難になるのも新卒で正社員になるべき理由です。

先にも書きましたが、中途採用となると実務経験や職歴が重要になります。

職歴が派遣のみだと中々正社員として採用されにくくなり、結局転職がうまくいかずまた派遣になってしまうケースが多いです。

つまり、社会人デビューが派遣だとそこから抜け出すのが非常に困難になります。


客先常駐は例外としてあり

正社員として採用され、客先常駐勤務になる企業は結構あります。特にIT関係だとその傾向が強いです。

これは例外としてギリギリありです。派遣の様な働き方ですが、あくまで正社員なので賞与や昇給、福利厚生もあり、職歴にもなります。

ただし、ギリギリありなだけであってお勧めはしません。

勤務先がコロコロ変わったり、世間からは非正規のように見られることもあるでしょう。

あくまで登録型派遣よりはマシなだけであって、普通の自社勤務の正社員を目指しましょう。


最後に

今回は、新卒で派遣社員になるのは危険であり、辛くても絶対に正社員を目指すべきである理由を解説しました。

新卒キップは人生で一度きりの非常に重要なものであって、それを捨てて派遣になるのはあまりにも勿体無いです。

特に不景気の時代は中々内定を獲得できず大変な思いをするかもしれませんが、今後の人生に大きな影響があるので、最後まで諦めず正社員を目指しましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。