新卒で激務の業界へ行くべきでない理由

新卒で激務の業界へ行くべきでない理由

新卒で就職活動をする際、どの業界でどんな仕事をしたいか考えるでしょう。

理系の学生であればある程度絞りやすいですが、文系の場合は学校で学んだ内容を直接活かせる仕事を探すのが困難です。

そうなると、何となくイメージで選びがちになります。

毎年、「かっこいいから」「稼げそうだから」「成長できそう」といった理由で激務だと分かりきっている業界へ進む方が後を絶ちません。

しかし、これは非常にリスクが高い行為です。

今回は、新卒で激務だと知れ渡っている業界に行くべきではない理由を解説します。


激務な業界とは?

激務な業界、仕事といっても様々なタイプに分かれます。

単純に労働時間・残業時間が長い仕事、非常に過酷なノルマを押し付けられる仕事、常に納期に悩まされ続ける仕事などがそれに当たります。

以下の業界は激務だと言われています。




スポンサーリンク


 1.飲食、接客、サービス業
 2.投資用不動産営業
 3.外資系金融業
 4.コンサル業
 5.広告業

 
これらの業界は肉体的、精神的に辛い仕事であり、離職率も高いことから長く続けられるような環境では無いと考えられます。

関連記事:離職率が高い仕事・会社の特徴や傾向

激務な業界へ行くべきでない理由

バリバリかっこよく働くイメージや、高給な仕事に憧れて厳しい仕事に就く新卒の方は毎年一定数います。

しかし、大半の人間は長くは続きません。

ここでは新卒で激務な業界へ行くべきでない理由を具体的に解説します。


お知らせ

この度、Amazon Kindleにて電子書籍「若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター」を出版しました。
本書では、自分の立場を利用し、若手社員を虐げる「老害上司」に焦点を当て、その特徴と生態を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



若者を食いつぶす老害上司の生態と特徴: 会社に巣食うモンスター

ほとんどの人はついていけない

激務だと言われている仕事は、ほとんどの人がついて行けず早期退職することになります。

就活している内は「自分なら大丈夫」だと考えるかもしれません。

しかし、それはみんな同じです。

そう根拠の無い自信を持ち入社したものの、過酷なノルマや長時間の残業に付いて行く事が出来ず、結局辞めてしまうことになります。

そんな環境に耐えて出世したり高給取りになれるのはほんの一握りのスーパーマンだけです。

大半の人間はそうはなれません。


電子書籍を出版しました!
この度、Kindleにて電子書籍を出版しました。

日々、理不尽なパワハラ上司から叱られ続け、「自分はダメな人間なんだ…」と自分を責めてしまっている方に向けた書籍であり、「悪いのは自分ではなく上司の方だ」と認識出来るような内容になっています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る



部下を潰す自分勝手な上司たち: パワハラをするクズ上司からの洗脳を解き、自尊心を守る

そこから抜け出せなくなる

中途採用で転職する場合、職務経歴が重視されます。

仮に社会人経験があったとしても、募集職種の経験が無ければ未経験者として扱われ、応募できる求人がかなり限られることになります。

ですので、転職しようにも新卒で入り経験がある業界、職種でなければ厳しいという現実があります。

つまり、一度激務の業界に入ったらそこから抜け出すのがかなり大変な状況になるという事です。

これも、新卒で激務の仕事に就かない方がいい理由の一つです。


体や精神を壊す

過酷なノルマや短期間の納期、長時間の残業により、肉体的・精神的に疲弊しきってしまう可能性があります。

中には体を壊してしまう方もいるでしょう。

そうなると、良くて休職、最悪の場合は退職することになります。

一度休んで良くなればいいですが、中々治らない場合は転職するのも困難です。

確かに高給の仕事は魅力的ですが、結果として長い目で見ると稼いだ金額が少なくなることも考えられます。


業務外の付き合いがある

激務の仕事は、顧客や上司と業務外の時間にも何かと付き合う必要があるケースが多いです。

接待の為の飲食やゴルフ、相手の趣味に合わせて自分もそれを始める等、プライベートの時間も拘束されることになります。

時間やお金を無駄に使うことになるので、人によってはストレスを強く感じるでしょう。


最後に

今回は、新卒で激務の業界や会社へ入社するべきでない理由について解説しました。

高い給料や福利厚生、華やかな仕事に憧れて入社すると、後々後悔するハメになります。

誰でも「自分ならうまくやれる」という謎の自信をもって飛び込みますが、その大半はすぐに退職します。

また、一度そういった仕事に新卒で就いてしまうと、異業種への転職が大変になります。

「その業界に行っても本当に大丈夫か?」じっくり考えて就職活動をすることをお勧めします。

お知らせ

Amazon Kindleにて電子書籍「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく」を出版しました。
本書では、「うちの会社ってもしかしてブラック企業?」「上司から洗脳されているのかもしれない」と疑問を持っている方に向けて、ブラック企業が行う洗脳の具体例を解説しています。

Kindle Unlimitedに加入されている方なら無料でお読みいただけます。


社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口: こうしてみんな壊されていく

スポンサーリンク


この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。