「時間は作るもの」だと言って部下に大量に仕事を押し付けるのはダメ上司

「時間は作るもの」だと言って部下に大量に仕事を押し付けるのはダメ上司

部下に大量に仕事を押し付ける上司に悩まされている方は多いのではないでしょうか?

そんな上司は、部下の仕事量をまともに把握せず次から次へと新しい仕事を振り、部下が「もうキャパオーバーだ」と断ろうとすると、「時間は作るものだ」と言って叱りつけます。

はっきり言いますが、無理に仕事を押し付け「自分で時間を作って終らせろ」なんて事を言う上司はまともではありません。

今回は、仕事で「時間は作るもの」だと言って大量に仕事を押し付けてくるうざい上司は能力が低い理由を解説します。


「時間は作るもの」と言って仕事を押し付けるうざい上司は能力が低い理由

そもそも、「時間は自分で作るものだぞ」といって大量に仕事を押し付けるのはマネジメントでも何でもありません、ただの無茶ぶりです。

部下に適切に仕事を割り振るのが上司の役割です。

部下の仕事量をまともに把握せず、適当に仕事を割り振っておきながら「自分で時間を作れ」といって無理矢理やらせるなら、それは上司としての仕事を放棄しているようなものです。

それでは、「時間は作るもの」だと言ううざい上司は能力が低い理由を詳しく見てきましょう。


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マネジメント力不足の言い訳をしているだけ

先にも書きましたが、部下の能力や抱えている仕事を考慮しながら適切に仕事を割り振るのが上司の役割です。

それをせずに、ただ適当に仕事を押し付けた上で、いざ断られると「時間は作るものだぞ」と説教をするのは、自分の役割を放棄しているに過ぎません。

結局のところ、「時間は自分で作れ」と言って丸投げするのは、自分のマネジメント力不足を誤魔化していたり、言い訳しているだけだと言えます。


「部下は自分で時間を作れない」事を考慮していない

「上司」という立場の人間なら、自分が抱えている仕事を部下に割り振ることで「時間を作る」ことができます。

しかし、「部下」という立場の人間はそれが不可能です。

確かに、手の空いている同僚や後輩に手伝って貰うことができれば、多少は時間が作れます。

とは言え、部下に仕事を振る権限がある上司と、それが無い部下では「時間を作る」難易度が違います。

それを考慮せず「時間は作るものだ」と言って大量に仕事を押し付けるようなうざい上司は、視野が狭い無能だと言えます。


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具体的な指示を出せず丸投げしている

「時間を作れ」とだけ言って無理矢理仕事を押し付けて放置するのは指導でも何でもありません。

「忙しいから無理だ」と部下に言われたなら、「今現在どんな仕事をどれだけ抱えていて、それをどうやって処理すれば時間が作れるのか」を一緒に考え、解決するべきです。

そんな具体的な指示が出せないので、「時間は作るものだ」と言うだけでただ丸投げするのであれば、そんな人間は上司としての能力が低い人間です。


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最後に

今回は、「時間は作るものだぞ!」と言って大量の仕事を押し付けてくる上司は能力が低い人間である理由を解説しました。

多くの場合、自分のマネジメント力不足の言い訳をしているだけであったり、具体的な指示を出せないので適当な事を言って丸投げしているだけです。

また、部下に仕事を振る権限がある上司とそんな権限が無い部下では、時間を作る難易度が違います。

そういった事を考慮せず、ただ「時間を作れ」というだけでは、上司としての役割を果たせていないと言えます。

そのような上司の下で働き続けても、延々と仕事を押し付けられるだけなので、転職や異動で離れる事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。