残業時間40時間はありえない!!絶対に普通じゃない理由

公開日 2022年5月27日 最終更新日 2023年3月5日
月の平均残業時間が40時間だという会社が世の中には存在します。
また、みなし残業制を採用している為に給料に40時間分の残業代が含まれているなんて場合もあるでしょう。
毎月40時間も残業があり、さらにみなし残業制の場合は労働者にとってかなり不利な状況です。
にもかかわらず、「40時間くらい普通だ」「これで文句を言うなんて甘え」なんてことを言う人もいますが、それを真に受けるのはNGです。
断言しますが、一か月の間に40時間も残業するのはどう考えても異常であり、全く普通ではありません。
これを普通だ甘えだと容認していると、いつまで経っても労働環境は改善されません。
今回は、残業時間が40時間はありえない、長すぎる!絶対に普通ではない理由について解説します。
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残業40時間は普通ではない理由

確かに、36協定が結ばれていれば40時間の残業はルール上は認められる範囲内です。
しかし、それが普通かどうかは別問題です。
繁忙期に例外としてそれくらい残業があるなら仕方のない面もありますが、それが慢性化していて毎月そんなに残業が発生するなら絶対にありえない状況です。
ここでは40時間は普通ではない理由を詳しく解説します。
関連記事:みなし残業制度はデメリットだらけ!絶対に入社してはいけない理由
週の法定労働時間と同じ時間である
1週間の法定労働時間は1日8時間×5日で40時間です。
つまり、月に40時間の残業があるということは、1週間分長く働いているということです。
これはどう考えても異常です。
残業代がしっかりと支給されているならまだしも、みなし残業制で40時間分の残業代がすでに給料に含まれている会社なら尚更おかしい状況です。
基本給にその分のみなし残業代が上乗せされていて、給料が高く設定されているなら別ですが、実際はみなし残業代の分基本給が下げられているケースが多いです。
もしそうであれば、実質1週間分ただ働きしているような状況になります。
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一か月の労働時間が200時間になる
1日8時間、月に20日間働くとすると、それだけで労働時間は160時間です。
そこに40時間の残業が加わると、一か月で200時間も働いていることになってしまいます。
それだけ働いてしまうと、帰宅後や休日は疲れて何も出来なくなり、趣味等の自分が好きな事を行うことが不可能になります。
これでは生活の中心が労働になってしまいますし、何のために生きているのか分からなくなります。
これが40時間残業はありえない、普通だとは絶対に言えない理由の一つです。
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年間休日が60日少ないのと同じ
残業が毎月平均で40時間も発生する場合、先にも書きましたが月に5日分多く働いている計算になります。
更に、それを1年で考えると5日×12ヶ月でなんと60日分も多く働いていることになってしまいます。
はっきり言ってこれは普通ではありません。
年間休日が120日の会社だったとしても、実質的に休日が60日になるようなものです。
通勤時間や休憩時間等は考慮していないので厳密には異なりますが、イメージとしてはそんな感じです。
これも、残業40時間がありえない、普通ではない理由の一つです。
1日の間に自由な時間が少ない
月に40時間残業があるとすると、1日平均2時間くらいは定時をオーバーして働く計算になります。
そうなると、24時間の中で労働時間だけで10時間も奪われます。
実際はそこから休憩時間や通勤時間、準備等の時間も発生するので、拘束される時間は更に長くなるでしょう。
また、それだけでなく睡眠や食事、入浴などにも時間を使うため、余暇の時間がほとんど無くなります。
これが普通だとは到底思えません。
先にも書きましたが、労働中心の生活になってしまっては人間として何のために生きているのか分からなくなります。
1日8時間労働でも長すぎるのに、更に2時間も毎日残業するのはありえないことだと言えます。
最後に
今回は、残業時間が40時間なのはありえないことであり、絶対に普通ではないと断言できる理由を解説しました。
中には「それくらい当たり前だ」「別に長いとは思わない」「これくらい出来ないなんて甘え」なんて事を言う人もいますが、それはブラック企業に洗脳された人でしょう。
通常よりも40時間も月に多く働くのは、人間らしい生活を送る上で絶対にあってはならない事です。
これを普通だ何だと容認してしまうと、ブラック企業の思う壺です。
仕事は人生の中心ではありません。プライベートの時間をしっかり確保することが重要になります。
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