中小企業の事務は忙しい?大変?実態を解説

中小企業の事務は忙しい?大変?実態を解説

事務職はかなり人気の職業であり、目指している方は大勢います。

その為、求人数が少なくいつの時代も倍率が高い状態になっています。

一般的に楽なイメージがある仕事なのが人気な理由ですが、そのイメージは間違いです。

確かに大手企業で非正規雇用の事務であればある程度は楽です。

ただ、中小企業や零細企業といった規模の小さい会社の場合は話が変わってきます。

それを知らずに入社してしまうと後悔する可能性が高いので、事前に理解しておくことが大切です。

今回は、中小企業や零細企業の事務は忙しいのか?大変なのか?実態を解説します。


中小企業の事務の実態

大手企業や大企業と言われるくらいの会社と中小零細企業の事務職は、仕事内容や辛さが全く異なります。

基本的に小さい規模の会社の事務は、様々な仕事を兼任するケースがほとんどであり、所謂一般事務と呼ばれるようなポジションは専任では存在しません。

例えば、一般事務と経理と人事を兼任するようなイメージです。

その為、仕事量が多く激務になりがちです。

ここではそんな中小企業の事務の実態を詳しく解説します。


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兼任が基本なので激務

先にも書きましたが、小さな会社の事務は多くの仕事を兼任します。

営業事務をやりながら、時には人事として面接をしたり経理の仕事をしたりと、大企業なら分担されている仕事を自分一人で全てこなすことになります。

当然、仕事量は非常に多く納期やノルマも存在する為、PCの前に座って雑談しながらまったり仕事をするなんて事務のイメージとは全然異なりかなり忙しいです。

そのイメージで入社してしまうとギャップに苦しむことになります。これが実態の一例です。


同僚がいない為孤独になりがち

中小企業や零細企業の事務職は、部署に自分一人しか在籍していない場合がほとんどです。

つまり、同僚と呼べるような人間が誰も存在しません。

悩みがあっても相談する相手もいませんし、苦労や苦痛を分かち合うこともできません。

仕事の大変さや辛さ、忙しさなどの不満があっても誰にも話せず、また理解もされないのでかなりストレスが溜まる仕事だと言えます。


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仕事を教えてくれる人がいない

複数の部署を自分一人で担当するわけですが、仕事を教えてくれる人がいないケースが多いです。

その為、全て自分一人で調べたり一からやり方や仕組みを作っていくことになります。

研修やマニュアルなんてものも存在せず、逆に自分がそれらを作っていく必要があるのでかなり大変です。

ですので、まったりルーティンワークを期待して入社してしまうとかなりギャップを感じることになります。

これも小さな会社の事務職の実態です。


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仕事が軽視されがち

中小企業や零細企業など経営にそこまで余裕が無い会社は、売上に直結する仕事が第一であり、それ以外の仕事は軽視されがちです。

営業や商品の製造などは直接売上に関わる仕事なので優遇されますが、逆に事務などの間接部門の仕事は社内の立場が低くなります。

「俺たちがあいつを食わせてるんだ」「いつも社内で暇そうにしている」なんて目で見られることもあります。

この様に、仕事内容が理解されなかったり軽視されるのも小さな会社の事務職です。

最後に

今回は、中小企業の事務は忙しいのか?大変なのか?実態を解説しました。

基本的に複数の部署を自分一人で兼任するのでかなり忙しく大変な仕事です。

また、マニュアルや研修何てものも存在せず、自分で全て調べて進めていくことを求められるので、ルーティンワークのイメージとは全然異なります。

それらを理解せず入社していまうと、後々後悔することになるので、自分にそれらが出来るか判断した上で入社することをお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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