報告ばかり過度に求める上司は職場にとってマイナスでしかない

報告ばかり過度に求める上司は職場にとってマイナスでしかない

公開日 2022年7月24日 最終更新日 2022年8月27日

仕事をする上で報連相(報告・連絡・相談)が大切だとされていますが、その中の「報告」を無駄に重要視している管理職は多くの会社に存在します。

確かにある程度の報告は大切ですが、それが度を超えると大問題です。

何か問題が起こればすぐに報告、無くても報告、朝礼・昼礼・終礼さらには1時間ごとに状況を聞いて回るなんて事をしているのであれば、はっきり言って異常です。

そんな事をしても全く意味がありませんし、部下の足を引っ張っているだけだと言えます。

今回は、とにかく報告ばかり過度に求める上司は職場にとってマイナスにしかならない理由を解説します。





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過度な報告を求める上司は会社にとってマイナスでしかない理由

とにかく何でも把握していないと気が済まない、といったタイプの上司は結構多いです。

そういった人間は部下に何でもかんでも細かく詳細に報告を求めます。

上司からすればそれで安心できるのかもしれませんが、部下にとっては溜まったものではありません。

その為に時間や労力を奪われ、本来やらなければならない重要な仕事を先送りにすることになります。

ここではそんな上司は職場にとってマイナスでしかない理由を具体的に解説します。


関連記事:報連相ができない原因は間違いなく上司にある理由

部下の時間と手間を奪っている

報告と言っても、口頭で簡単に終わる程度ならそこまで問題にはなりません。

しかし、この手の上司はそんな簡単には済ませないケースが多いです。

しっかり資料を作成し、何人も集まって報告会のようなものを開催します。

そうなると、その資料を作成する手間と自分の報告、他人の報告を聞く時間が無駄に発生することになります。

結果としてもっと重要な仕事を先延ばしにすることになったり、その報告会の準備の為に本来必要でなかった残業をすることになったりします。

そんなのは部署にとってもそうですが、会社全体でみてもマイナスでしかありません。


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監視されているストレスが溜まる

過度なまでの報告を要求するなんて上司は、普段から部下の事を執拗に監視している可能性が高いです。

そして、どこかで些細なミスをしただけで大げさに騒ぎ立てたりします。

そうやって常に監視され、何かあったら大騒ぎされるような環境で働くとストレスが溜まります。

それと同時にモチベーションの低下にもつながるでしょう。

この様な上司は部下の本来の能力を下げていると言えます。

これも理由の一つです。


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自分が安心したいだけ

結局、無駄に細かい報告が欲しいというのは上司が安心したいだけです。

「会社に損害が出ても自分は責任を負いたくない」「部下が失敗して会社から自分の評価を下げられたら嫌だ」といったように、自分が不利益を蒙るのを極端に恐れています。

それを避ける為に、無駄に報告ばかり部下にさせようとします。

つまり、上司が安心したいだけなのに、それに周りの人間が巻き込まれている状況です。

これも周囲の人間や職場にとってマイナスでしかない理由です。


仕事をした気になっているだけ

「何でもすぐに報告しろ」といった指示を出すのは、上司が自分の管理職としての仕事をした気になっているだけです。

本来、管理職の仕事は部下にうまく指示を出し、会社に利益が出るよう動かすことです。

しかし、無意味に過度な報告を求めるのはその逆で、時間を奪うだけで利益には繋がりません。

つまり、仕事をした気になっているだけで実際は何もしていないどころかやらない方がマシな事をしています。


最後に

今回は、部下に対し過度なまでに報告ばかり求める上司は職場にとってマイナスでしかない、いない方がマシな理由を解説しました。

結局のところ、安心したい・自分が仕事をした気になりたいといったように、自分の為に報告をさせているだけです。

それは会社にとってプラスにはなりませんし、それに振り回される部下の時間や労力を奪っているとも言えます。

そんな人間は指摘されたところで中々変わりません。もし、その手の人間に困っているのであれば、早めに異動か転職を検討することをお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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