面接1回で正社員に内定する会社はやばい企業である理由

面接1回で正社員に内定する会社はやばい企業である理由

就職活動や転職活動で中々内定を獲得することができず、長期化してくると「もう何でもいいから早く採用されたい」「すぐに内定をくれる会社ないかな」なんて考えになってきます。

そんな時に「面接1回!即決採用」なんて求人を発見すると、それがすごく魅力的に感じることでしょう。

しかし、安易にそんな会社を選ぶべきではありません。

アルバイトやパートなどの非正規なら1回で決まるのが普通ですが、正社員の場合は別です。

今回は、正社員の募集にも関わらず面接1回で内定する会社はやばい企業である理由を解説します。


面接1回の会社がやばい理由

そもそも、日本では正社員という形で雇用されている人間は非常に強い立場です。

簡単には解雇されることはありませんし、企業にとって解雇することは非常にハイリスクだと言えます。

その上、毎年給料として数百万円もの大金を支払っています。

つまり、正社員を雇うということは、企業側からすると簡単には解約できない上に年間数百万円も支払う契約をするということです。

それをたった1回の面接で決めるでしょうか?普通に考えたらおかしな話ですし、何か裏があるのは当然です。

ここでは面接1回で正社員を採用する会社がやばい理由を具体的に解説します。


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平均的な面接回数は2回である

企業によって面接の回数は異なりますが、大体2回は行う企業がほとんどです。

また、業種によっては3回~4回も面接を行う場合もあります。

普通の会社は、正社員を雇用する場合はそれくらい慎重になります。

先にも書きましたが、企業側のリスクが高いので当然ですね。

それをたった1回で決める会社はやはり異質な存在だと言えます。


すぐに辞める前提の採用

1回しか面接をしないような企業は、人を採用しても何かしらの理由によって次々に辞めていくような会社である可能性があります。

仕事内容がキツ過ぎたり、人間関係が最悪だったりと原因は様々ですが、そんな会社の場合、慎重に採用してもどうせすぐ辞めるだけであり、それなら無駄に何度も面接する必要が無いといった発想になります。

この様に、すぐに辞める前提の採用だから1回しか面接していないことが予想されます。

これがやばい会社である理由の一つです。


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いざとなったら辞めさせる方法を持っている

正社員は簡単に解雇することは出来ないと記載しましたが、それはあくまで会社から辞めさせることが出来ないというだけです。

本人から辞める分には何も問題ありません。

つまり、自主的に辞めるよう仕向ける方法を持っている会社であれば、正社員を雇用するリスクがかなり低くなります。

「何かあったら自分から辞めるよう追い込める」などといった考えの為、1回の面接で採用を決めていることも考えらえます。

これも、そんな会社がやばい理由の一つです。


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労働基準法を理解していない

正社員を雇うことの責任やリスクなどが分かっていない、つまり、労働基準法を理解していない会社である可能性もあります。

これは設立後まもないベンチャー企業やスタートアップ企業にありがちなことです。

また、もしそうであればかなり危険な会社であると考えられます。

労働基準法を無視したルールや制度を設けていることも有り得ますし、無理な働き方をさせられるかもしれません。


最後に

今回は、面接1回で正社員の内定を出す会社はやばい理由を解説しました。

基本的に、正社員を雇うということは企業にとってかなりリスクが高い事です。

当然、採用には慎重になりますし、複数回面接をするのが当たり前です。

それをたった1回、数十分の面接で決めるなんて会社は何か裏がある可能性があります。

そのような会社は極力避けた方が無難です。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。