お局と呼ばれる人間はなぜ生まれるのか?原因は会社の構造にある

お局と呼ばれる人間はなぜ生まれるのか?原因は会社の構造にある

多くの職場に「お局」と呼ばれる存在がいます。

勤続年数が長く昔から勤めているベテランの女性社員である一方、新人や若手社員、気に入らない人間に対していやがらせや理不尽な事を行う存在でもあります。

また、その権力は非常に強く、職場によっては管理職よりも発言権があるなんて場合もあります。

その為、理不尽な事をされても逆らえず強いストレスを与えられ、うざい、腹が立つという思いをしている方は大勢います。

なぜ、このような社員が生まれるのでしょうか?

今回は、お局と呼ばれる人間が生まれてしまう理由、原因について解説します。


お局はなぜ生まれるのか?

お局と呼ばれるような問題社員はなぜ生まれるのでしょうか?

多く場合、原因は会社の構造にあります。

一つの部署や仕事に非常に長い期間勤め続けているため、その人間しか出来ない仕事や分からない事が多く存在し、機嫌を損ねると仕事が回らなくなるので誰も逆らえなくなっているなんてケースがあります。

また、管理職が甘やかしていることも原因として考えられます。

ここではお局がなぜ生まれるのかについて具体的に解説します。





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仕事が属人化している

ある人間以外進め方が分からない、専門知識がない業務が複数存在する、所謂業務の属人化がお局が生まれてしまう理由の一つです。

自分でなければ出来ない業務がある為、同僚はおろか上司ですら逆らえないような状況になっています。

これに関しては、会社がそのような構造を作ってしまったという場合と、お局自身がそうなるよう仕向けている場合があります。

どちらにせよ、一人の人間しか分からない事があるのは組織として大問題だと言えます。


関連記事:仕事が属人化されているなら退職した方がいい理由

同じ部署にずっと在籍している

一つの部署にずっと在籍しており、部署異動を全く経験していないのもお局が生まれる、お局になってしまう理由の一つです。

定期的に部署異動があるなら、異動先の部署ではある意味新人のような存在になる為、謙虚な気持ちを持ち続ける事ができます。

逆に、全く部署異動が無く長年ずっと同じ部署に在籍している場合、その部署での立場が高くなることはあっても低くなることはありません。

自分がベテランだという意識も芽生え、プライドも高くなっていくため新人や若手社員に強く当たったりミスを馬鹿にしたりするようになります。

これは本人の問題もありますが、会社の構造にも大きな問題があると言えます。


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管理職が甘やかしてきた

上司や管理職と呼ばれるような立場の人間が、お局を甘やかしてきたことも理由の一つです。

入社したての頃からずっと甘やかされて育つことで、わがままな社員として成長してしまいます。

また、その状況が当たり前になってしまっているため、少しでも自分に対してきつい事を言って来たり、気に入らないことをする人間を排除しようとします。

本人の中ではそれが当然で何も悪い事だと思わないのもお局が厄介な点です。


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最後に

今回は、お局と呼ばれるような社員はなぜ生まれるのか?その原因は会社の構造にあることについて解説しました。

その人間しか知らない、出来ない属人化した業務が存在していたり、一つの部署に長年在籍させたために権力が強くなりすぎる事が、お局が生まれる主な原因です。

また、過度なまでに甘やかしてきたため、本人の性格がねじ曲がってしまったとも考えられます。

お局によって嫌な思いをしたり、会社を辞めたいとまで思い悩む方は大勢います。

一刻も早く、構造を変えるべきだと言えます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。