「正社員登用あり」は嘘が多い!ハイリスクなので受けない方がいい理由

「正社員登用あり」は嘘が多い!ハイリスクなので受けない方がいい理由

「正社員登用制度あり」このような求人を目にしたことはないでしょうか?

最初はアルバイトや契約社員として雇用され、ある程度経ったら登用試験のようなものを受けて合格したら正社員として雇われるといった制度です。

はっきり言いますが、余程の事情が無い限りこのような会社に応募するのは避けた方が無難です。

筆者の経験からすると、この様な求人にはトラブルが多く、そもそも登用自体が嘘であったり、そうでなくても登用されるのがほぼ不可能な内容である可能性があります。

今回は、「正社員登用あり」は嘘が多く、ハイリスクであるため受けない方がいい理由について解説します。


「正社員登用あり」は受けない方がいい理由

「正社員登用あり」と謳って応募者を集めようとする企業の求人は応募者にとって非常にハイリスクな為、出来るだけ受けない方がいいです。

理由としては「あまりにも企業側に有利すぎる事」や「登用されなかった時に時間を大幅に無駄にする事」などが挙げられます。

それでは具体的に理由を解説します。


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あまりにも企業側に有利すぎる求人である

まず、「正社員登用あり」と言って最初は契約社員やアルバイトで雇って様子を見るというのは、あまりにも企業側に有利すぎる求人です。

正社員を雇うのにはリスクが発生する為、まずは非正規として雇ってから見極めたいという企業側の考えも理解できます。

しかし、応募者からするといつクビになるか分からない非正規雇用として長い間働かなければなりません。

その上、登用されずに終わる可能性もあります。

つまり、最初は非正規雇用として雇って様子を見たいなんていうのは、本来企業側が背負うはずのリスクを労働者に丸投げしているだけだと言えます。


登用のハードルが極端に高い

仮に正社員登用の制度があることは嘘ではなかったとしても、そのハードルが極端に高い可能性があります。

登用されるために非常に難しい試験を突破する必要があったり、仕事で常に高い成績を残し続ける事が必須だったりします。

結果として、例えば対象者が100人居たとして正社員になれるのは1~2人程度なんてこともあります。

これではあまりにも現実味が薄く、登用自体ほぼ嘘のようなものだと言われても仕方ありません。

これも、この様な企業の求人は受けない方が良い理由の一つです。




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正社員を餌にブラック労働させられる

そもそも正社員登用なんて最初から嘘であり、非正規としてこき使う事しか考えていないブラック企業も存在します。

「頑張れば正社員として雇ってやる」といって夢を見させたり、「このままでは正社員に出来ないぞ」といって無理な働かせ方をさせます。

つまり、「正社員」をエサにしているだけだと言えます。

当然、そんな会社でいくら頑張ったとしても登用されることは無く、一定期間が過ぎると契約更新されずに終わることになります。

そんな会社で働いても時間の無駄ですし、職歴に傷が付く事に繋がります。


登用後に待遇が悪化する可能性がある

仮に正社員として登用されたとしても、待遇が良くなるとは限りません。

何かと理由を付けて月給が少なくなったり、求人に応募した時点で提示されていた条件とは全く異なる条件を突きつけられる可能性もあります。

また、正社員になったことを理由にサービス残業や休日出勤をさせられたり、過酷なノルマを押し付けられるなどといったことも考えられます。

最初から正社員として雇われていたら、そのような事はすぐに分かるので早めに転職活動を開始できます。

しかし、非正規として数年働いた上でその事実が発覚したのなら、年齢も上がっていて転職に踏み切るのも難しくなります。

これも、このような企業の求人がハイリスクな為受けない方が良い理由の一つです。


最後に

今回は、「正社員登用あり」なんて求人は嘘が多くハイリスクである為受けない方が良い理由について解説しました。

登用制度があったとしてもハードルが高すぎて現実味が無かったり、そもそも正社員を餌にブラック労働させるための嘘であることが多いです。

そうでなくても、登用後の働き方や待遇が明確ではない為、数年頑張って正社員になったのに待遇や労働環境が逆に悪化するなんて可能性もあります。

とにかく応募者・労働者側に不利な制度である為このような求人は受けず、最初から正社員を募集している会社の求人を探す事をお勧めします。


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