新人に「先輩より先に帰るな」と残業させる上司や先輩が害悪である理由

「新人は最後まで残って勉強しろ」「先輩より先に帰るなんてあり得ない」昔はこのような価値観が蔓延している会社が多数存在しました。
最近はかなり少なくなりましたが、苦労するのが美徳、頑張っている姿を上司に見せろなどといった事を考えている人間は未だに存在します。
はっきり言いますが、新人を無駄に残業させるような上司や先輩は、新人にとっては勿論、会社にとっても害悪な存在であり迷惑でしかありません。
そのような人間がいるだけで様々な実害が発生します。
今回は、新人に対し「先輩より先に帰るな」「最後まで残ってろ」と無駄な残業をさせる上司・先輩が害悪である理由を解説します。
「新人は先輩より先に帰るな」と言う上司や先輩が害悪な理由

入社したばかりの新人に残業をさせるなんてことは全く無意味であり、それを強制した人間の自己満足にすぎません。
そのような事をするのは非常に悪質な人間であり、会社からしても迷惑以外の何物でもありません。
理由としては「自分がされたことをしているだけ」「無駄なコストが発生している」などが挙げられます。
ここではその理由を具体的に解説します。
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自分と同じ苦労をさせたがっているだけ
「新人なんだから先輩より先に帰るな」なんてことを言う人間は、自分が新人の頃に先輩から同じことを言われていた可能性が高いです。
昔と違い、近年はコンプライアンス意識の向上や労働環境の見直しなどで残業を減らすような取り組みがされています。
そんな中、「自分が苦労したり理不尽な目に遭ったのに今の新人が楽をするのは許せない」などといったように、どうしても自分と同じ目に遭わせないと気が済まない人間がこんな事を言います。
要は、ただの感情論で動いているだけで全く意味はありません。
これが、この手の上司や先輩が害悪である理由の一つです。
無駄なコストが発生している
新人を残業させるということは、無駄なコストが発生しているという事です。
新人であろうがなかろうが、残業をすると残業代が発生します。
まだ仕事に慣れていない入社したての人間が残業をしても効率が悪く、利益に繋がりにくいことが考えられます。
慣れた人間なら10分で終わるような事が1時間かかるなんてこともあります。会社からすると、まだ戦力にならない人間に残業をさせてコストをかけるより、定時に帰ってもらった方が良いと言えます。
それを無視して無駄に残業をさせるような上司や先輩は、会社にとってマイナスな存在です。
会社の評判を下げている
今の時代、掲示板やSNS、口コミサイトで会社の悪い評判はすぐに広まります。
先輩や上司から理不尽な事やパワハラをされて辞める事になったら、それが会社名と共に拡散されてしまうかもしれません。
くだらない感情論で「先輩より先に帰るな」と無意味な残業を強制したことによって、会社の評判が一気に下がる可能性があります。
これも、無駄な残業を強いる上司や先輩が害悪である理由の一つです。
最後に
今回は、新人に「先輩より先に帰るな」と無意味な残業をさせる先輩や上司が害悪である理由について解説しました。
無駄に新人を定時後も会社に居させるのはただの根性論に過ぎません。
そんな事をしても会社にとって何もプラスにはなりませんし、むしろ本来必要の無い残業代を払う羽目になるのでマイナスだとも言えます。
この様な事をする上司や先輩はただ自分が満足をしたいだけで周りの事なんて考えていません。
そんな事を言う人間が周囲にいたら、さりげなく距離を取ることをお勧めします。
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