円満退職は無理?できなくても気にしなくていい理由

円満退職は無理?できなくても気にしなくていい理由

会社を辞める際、「会社に迷惑をかけず円満退職するのが社会人として当たり前」などと言われたりします。

確かに、お互い何のわだかまりもない状態で次のステップに進むことができればそれが一番です。

しかし、労働者側は会社に不満があって「辞める」という結論に至った場合が多く、逆に会社側は労働者が「辞める」事によって少なからずデメリットが発生します。

つまり、「辞める」事に対してお互いマイナスの感情がある為、基本的に円満退職は無理なケースが多いです。

今回は、円満退職は無理なのが当たり前であって、できなくても気にしなくていい理由について解説します。


円満退職できなくても気にしなくていい理由

お互い納得した形で円満退職できるのが一番ですが、それは無理な場合が多く、もし無理ならそれはそれで割り切った方がいいです。

逆に円満退職にこだわりすぎると損をしたり会社に足元を見られることになりかねません。

ここでは、円満退職できなくても気にしなくていい理由を具体的に解説します。


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揉めるのが当たり前

嫌な仕事ばかり押し付けられたり、パワハラをされたり、理不尽な評価をされたりと理由は様々ですが、労働者が会社を辞めるのは何かしら不満を持っているからです。

逆に、会社は従業員が辞めることによって新たに人を雇う採用コストや手間がかかるため、不満に感じるでしょう。

つまり、お互い不満を持って敵対心が芽生えるのが「退職」であるため、揉めるのが当たり前です。

「円満退職は無理なのが普通」だと割り切って気にしないようにしましょう。


こだわりすぎると足元を見られる

「絶対に揉めないようにしよう」と円満退職にこだわりすぎると損をする可能性があります。

揉めないようにするには、会社側の要求を全て受け入れるしかありません。

何十日も貯まっていた有休を捨てる羽目になったり、会社の都合で退職日を先延ばしにされたりと、自分にとって不利な事を色々されるかもしれません。

それを全て受け入れてまで円満退職にこだわるのははっきりいって無駄です。


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別業種や遠方で働くなら二度と関わることが無い

今と全くの別業種で働いたり、遠方に引っ越すのであれば辞める会社とは二度と関わることは無いでしょう。

仮に会社に気を使って要求を全て飲んだとしても、二度と関わらないのであれば意味はありませんし、逆に多少揉めたとしても、もう会うことが無いのであれば特に気にする必要はありません。


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悪い噂を流す人間は円満退職しても同じことをする

同業他社に転職をする場合、どこかで辞めた会社の人間と関わる可能性があります。

そこで悪い噂を流されることを恐れるあまり、どうにかして円満退職をしたいと考えるでしょう。

しかし、悪い噂を流すような人間は仮に円満退職したとしても同じことをします。

退職時に揉めて円満退職できなかった場合「あいつは権利ばかり主張する人間だ」などと言われますし、揉めずに辞めたとしても「あいつは使えない人間だった」などと退職とは関係の無い部分で悪い噂を流します。

「何か悪い事を言われるのでは…」と気にする必要は無いです。

次の会社で頑張って仕事をして周囲からの信頼を得られれば何の問題もありません。


最後に

今回は、円満退職は無理?できなくても気にしなくていい理由について解説しました。

円満退職をすることができればそれが一番ですし、出来るだけそうなるよう努力することは大切です。

しかし、基本的にお互い完全に納得した形で辞めるのは無理です。

うまくいかなくても「そういうものだ」と割り切って気にしないようにしましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。