零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由

零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由

社員数が少ない零細企業では、コンプライアンス意識が薄く、パワハラが横行している場合があります。

そのような会社では、社長や役員から直接パワハラを受けることがとても多いです。

また、零細企業では部署や支店といった概念が無い場合がほとんどであり、パワハラの加害者から物理的に距離を取ることはほぼ不可能です。

はっきり言いますが、規模の小さすぎる会社でパワハラを受けているなら、すぐに退職をするべきです。

今回は、零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由について解説します。


零細企業でパワハラを受けているなら辞めるべき理由

社員が数人しかいないような零細企業でパワハラを受けている場合、下手に耐えたところで状況が改善する可能性が低く、さっさと辞めてしまった方がいいと言えます。

理由としては「加害者と離れる事は不可能」「なあなあで済まされる」などが挙げられます。

ここではその理由を具体的に解説します。


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加害者と物理的に離れる事は不可能

まず、零細企業でパワハラをされた場合、加害者と物理的に離れる事はほぼ不可能です。

大企業や中小企業など、ある程度規模の大きな会社であれば自分か相手が部署異動するのを待てば離れられる可能性はあります。

しかし、零細企業はそもそも部署や支店などといった概念が無い場合がほとんどの為、加害者と物理的に離れるには退職して別の会社に移るしかありません。

これが、零細企業でパワハラをされているなら早急に退職するべきである理由の一つです。


関連記事:零細企業はやばい、入るのはやめとけと言われる理由

なあなあで済まされる

零細企業では、社長やその親族、社長と長年付き合いがある役員(管理職)からパワハラを受ける場合がほとんどです。

社長から直接パワハラをされているなら勿論、その親族や親しい人間が加害者の場合、解決するのはかなり困難です。

周囲の人間が全員加害者の味方になる事は十分にあり得る話ですし、被害を相談してもなあなあで済まされる可能性が高いです。

加害者は軽い注意程度はされるかもしれませんが、根本的な解決にはならないので、一時的に収まったとしてもいずれまたパワハラをされるかもしれません。

そんな会社で働き続けてもずっと怯えて過ごす羽目になります。

これも、零細企業でパワハラをされたら早急に退職するべきである理由の一つです。


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耐え続けるほど魅力がある会社ではない

大企業や優良企業に勤めていて給料や福利厚生、社会的な地位があるならまだしも、社員が数人しかいないような零細企業にしがみつくことにそこまで大きなメリットはありません。

給料が安く、福利厚生もほぼないような会社でパワハラをされているなら、あまりにも割に合わないと言えます。

特別な事情があるなら別ですが、そうでないなら無理にしがみつかず、さっさと別の会社を探すことをお勧めします。


関連記事:零細企業あるあるまとめ!理不尽な事は当たり前?

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最後に

今回は、零細企業でパワハラをされているならさっさと退職するべきである理由を解説しました。

規模が小さすぎる会社では、加害者と物理的に離れる事はほぼ不可能です。

また、社長やその親族から直接パワハラをされる場合が多く、もしそうならきっちりと解決することはかなり困難だと言えます。

会社の人間が加害者の味方になる(ならざるを得ない)ことは十分に考えられることですし、そんな状況で耐え続けたところで状況は好転しません。

無理に耐え続けてもろくなことになりません、さっさと転職することをお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。