若者が出世したくないと思うのは当然、全然割に合わない会社が多い

若者が出世したくないと思うのは当然、全然割に合わない会社が多い

「最近の若者は出世したがらない」なんて言葉をよく耳にします。

まるで無気力、やる気のない人間が増えたかのような言われ方ですが、実際はそうではありません。

確かに、出世するのが絶対に嫌だ、ずっと一般社員のままでいたいという人も勿論存在します。

しかし、そうではなく「昇進してもいいけど割に合わないなら嫌だ」こう考えている人がかなり多いです。

つまり、昇進したがらないのはやる気が無いからではなく、メリットを感じないからだと言えます。

今回は、若者が出世したがらないのは当然であり、全然割に合わない会社が多いせいであることについて解説します。


出世したくない若者が多いのは当然である理由

実際、出世することに大きなメリットがあるなら出世したいという人は多いです。

しかし、上に行くことに関してのメリットよりもデメリットの方が大きい会社が多く、そうであれば下のままの方がいいと思うのは当たり前です。

「ろくに昇給しないのに責任ばかり増えた」「仕事が多すぎる上司を見てきたからそうはなりたくないと思う」こんな考えの人が多いです。

それでは具体的な理由を見ていきましょう。


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昇給額が少なすぎる

出世したくない、割に合わないと感じる一番大きな理由は「昇給額が少なすぎる」ことでしょう。

管理職手当のようなものが付いても微々たるものであり、会社によっては残業代が出なくなったので昇進したら逆に給料が減ったなんてこともあり得ます。

これでは役職が付く意味、メリットがまるでありません。

これが、若者が出世したがらないのは当然である理由の一つです。


責任と業務量が増えすぎる

役職が付くことにより、今までよりも責任と業務量が増えすぎるなら上に行くのが嫌だと思うのは当たり前です。

それに見合うくらい給料が上がっているなら良いと思いますが、先にも記載した通り、まともに昇給しなかったり、逆に減ったなんてケースもあります。

仕事量や責任が増えたのに給料が変わらないor減るなら、全然割に合いません。

これも理由の一つだと言えます。


辛そうな上司の姿を見てきた

辛そうに働いている上司の姿をすぐ近くで見てきたから、出世を拒んでいる可能性もあります。

「いつ家に帰っているか分からないくらい仕事をしている」「更に上の上司から常に責められている」「会議から辛そうな顔で帰ってっくる」上司のこんな姿を見てきたら、自分がそうなりたくないと思うのは当たり前です。


生き方の多様化

一昔前は、娯楽も少なく仕事が趣味なんて人も結構いました。

また、終身雇用の時代なら会社にすべてを捧げるなんて生き方をする人もいたでしょう。

しかし、今はそういった時代ではありません。

娯楽や趣味の幅も増え、仕事よりもプライベートを重視した生き方を選ぶ人も多いです。

また、終身雇用が当たり前の時代と違い、会社に尽くして生きてもそれが報われるか分からない時代になったのも出世を拒む原因になっています。


最後に

今回は、出世したくないという若者が増えているのは当然であり、昇進することが全然割に合っていないことについて解説しました。

若者が無気力だったりやる気が無いというよりは、上に行ってもまともに昇給せず、仕事量や責任だけ増える会社の責任だと言えます。

また、昔と違い生き方や生活スタイル、考え方が多様化しており、「会社にすべてを捧げる」「出世することが人生」なんて価値観が薄れています。

出世したくないと感じることは何も悪い事ではありません。