賞与あり(業績による)という求人に要注意!結局出ない可能性有

賞与あり(業績による)という求人に要注意!結局出ない可能性有

就職活動や転職活動をしていると、「賞与あり(業績による)」という求人を目にすることがあると思います。

「賞与あり」という文言だけを見ると一見良さそうに見えますが、その後に記載されている(業績による)という部分が不穏な雰囲気を醸し出しています。

はっきり言いますが、このような記載をしている求人には気を付けるべきです。

中には、最初から全く払う気の無いブラック企業も存在するからです。

今回は、「賞与あり(業績による)」という求人には要注意!結局出ない可能性があることについて解説します。


「賞与あり(業績による)」という会社に注意しなければいけない理由

求人票の賞与欄には「年○回、○ヶ月分支給」といったように、具体的に記載している会社が多いです。

そうではなく、「業績による」といった曖昧な記載をしている求人を出す会社には注意する必要があります。

理由としては「出なくても文句を言えない記載方法である」「経営者の気分に左右される可能性がある」などが挙げられます。

それでは詳しく解説します。


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出なくても文句を言えないずるい記載方法である

まず、「賞与あり(業績による)」などという曖昧な記載をしている場合、結局ボーナスが出なかったとしても文句を言うことができません。

支給額や回数、条件などを具体的に定めていて、各種規定に記載しているなら支給されない場合に文句を言う余地はあります。

そうではなく、「業績による」と最初から曖昧にされている場合、支給されなくても「業績が悪かったから出さない」と言い訳されてしまったらどうすることもできません。

これが、「賞与あり(業績による)という求人には注意しなければならない理由の一つです。


経営者の気分に左右される可能性がある

業績次第で賞与が支給されるかどうかが決まる会社では、経営者の気分に左右される可能性があります。

支給の有無を判断する「基準」が具体的に決まっているならいいですが、そうではない場合もあります。

具体的な支給基準・条件が決まっていないと、本当は業績が良かったにもかかわらず、経営者が「業績が悪かった」と判断して賞与が出なくなってしまうことが十分にあり得ます。

「業績による」という会社へ応募する場合、その業績が良い・悪いの判断基準(賞与の支給基準)が具体的に定められているかどうかを確認することをおすすめします。




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最初から支給する気が無い会社も存在する

賞与あり(業績による)などと求人票に記載している会社の中には、そもそも最初から支給する気が全く無い会社も存在します。

「賞与無し」と記載してしまうと、応募者が全然集まらず、人を採用することが出来なくなってしまいます。

そうならないよう、本当は賞与なんてものは無いにもかかわらず(業績による)などと書いて応募者を集めようという魂胆があります。

賞与に関しては会社の大きなアピールポイントである為、まともな会社では「年○回、○ヶ月分支給!」といったように、具体的に書きます。

そうではなく、(業績による)と濁している時点で少し怪しい会社だとも考えられます。


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最後に

今回は、「賞与あり(業績による)」という求人を出している会社には要注意であり、結局出ない可能性があることについて解説しました。

金額や回数などを具体的に記載せず、「業績による」と濁している時点で、逃げ道を作っていると言えます。

このような記載をされてしまうと、全く支給されなかったとしても「業績が悪かったから」と言い訳をされてしまいます。

中には、「業績による」と書いてあってもしっかりと支給する会社も存在しますが、最初から支給する気が全く無い会社も存在する為、このような記載をしている会社は避けた方が無難です。


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