「社会人なんだから」という嫌らしい説教を真に受けてはいけない理由

「社会人なんだから」という嫌らしい説教を真に受けてはいけない理由

「社会人なんだから」といった説教を上司や先輩からされたことのある方は多いのではないでしょうか?

特に新卒や若手社員に対してよく使われる言葉です。

「いつまで学生気分でいるんだ」「社会人なんだからこれくらい出来て当たり前だぞ」などといったように、もっともらしく聞こえる言葉ですが、これを決して真に受けてはいけません。

多くの場合、理不尽な事や傍から見たらおかしな無理難題を押し付ける時に使われる言葉だからです。

今回は、「社会人なんだから」という嫌らしい説教は無視するべきであり、真に受けてはいけない理由を解説します。


「社会人なんだから」という説教を無視するべき理由

「もう社会人なんだから」と新入社員へ偉そうに嫌らしい説教をする人間がいますが、言われたことを真に受けてはいけません。

この言葉は、立場が上の人間が下の人間に無理難題や理不尽な事を押し付ける際に使われる便利な言葉だからです。

そんな人間の説教を真に受けていたら、どんどん面倒な事を押し付けられる羽目になります。

ここではその理由を詳しく解説します。


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説教をする側に有利すぎる言葉だから

まず、「社会人なんだから」というフレーズは、説教をする側の人間に有利すぎる言葉です。

どんな無理難題や理不尽な命令をしても、「社会人なんだから」という言葉を使うだけで、大人なら出来て当たり前、できない人間は半人前だという印象を持たせることが出来ます。

また、その理不尽な命令を断ろうものなら「社会人失格」のレッテルを貼ろうとするでしょう。

要は、「社会人」という言葉を盾に、どう考えてもおかしな事を正当化しようとしているだけなので、そんな人間の言う事は真に受けず無視するべきだと言えます



社会人だから何でも我慢しなければいけない訳では無い

そもそも、「社会人だから」といって、何でもかんでも我慢しなければいけない訳ではありません。

確かに、働く上で多少の我慢や忍耐は必要です。

しかし、社会人である前に1人の人間です。

理不尽すぎる事やどう考えても滅茶苦茶な命令でも、「社会人だから」耐えなければいけないなんて決まりはどこにもありません。

限度を超えた無理難題や理不尽な命令には、はっきりと「それはおかしい」「不可能だ」と反論する権利はありますし、むしろ声に出して意思表示することが大切です。


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説教する側の人間が立派な大人だとは限らない

「社会人なんだから」と若手社員に偉そうに説教をする人間が立派な人間・大人だとは限りません。

むしろ真逆で、全然まともな人間ではないケースが多いです。

「社会人」という言葉を盾に、自分より立場が下の人間に無理難題を押し付けるような人がまともな大人だとは到底言えません。

そのような人間の説教を真に受けたところで、自分にとってプラスになることは何もないでしょう。


最後に

今回は、「社会人なんだから」という嫌らしい説教を真に受けてはいけない理由を解説しました。

結局、面倒な事や無理難題を「社会人」という言葉を盾にして押し付けているに過ぎません。

また、その無理難題をうまくこなすことができなかったり、反論をする人間に「社会人失格」のレッテルを貼り、まるでダメ人間のような扱いをすることさえあります。

はっきり言いますが、そんな事をする人間の説教なんて1ミリも参考になりません。

もしそんな人間が上司や先輩にいるのであれば、異動や転職で離れる事をお勧めします。


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