ブラック企業における給料の特徴!これに当てはまるなら転職を考えよう

公開日 2022年10月21日 最終更新日 2022年10月22日
仕事をする上で、給料は非常に重要なものです。
社員のモチベーションを保つために会社の利益をしっかり還元するホワイト企業がある一方、とにかく安く使う事しか考えていないブラック企業も存在します。
そのような企業は、給料が低かったり待遇が悪い事に関して「これくらい普通だ」「どこの会社だってこんなものだ」というように誤魔化そうとしますが騙されてはいけません。
今回は、ブラック企業における給料の特徴について解説します。
これに当てはまるなら転職を検討しましょう。
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ブラック企業の給料の特徴

ブラック企業の給料の特徴は様々ですが、共通しているのは「従業員側が損をする内容」であることです。
異常に基本給が低かったり残業代が支払われなかったりと、とにかく働く側が不利益な内容になっています。
ここではその特徴を具体的に解説します。
関連記事:ブラック企業の正社員よりホワイト企業の非正規の方が遥かにマシな理由
基本給が異常に低い
ブラック企業における給料の最大の特徴は、「基本給が異常に低い」ことです。
例えば月給20万円だったとしてもその内訳が以下のようになります。
基本給:5万円
住宅手当:5万円
調整手当:10万円
この様に、月給における基本給の割合を異常に低くすることで、残業代やボーナスを安くしようという目論見があります。
会社側からするとメリットがあるのかもしれませんが、従業員にとっては最悪な給与形態だと言えます。
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みなし残業制
みなし残業制や固定残業制を採用しているのも、ブラック企業の特徴です。
みなし残業時間が40時間といったように非常に長く設定されており、更に残業代が最初から給料の一部となっているため、基本給を下げる口実にも利用されます。
ただ、みなし残業制だからといってすべての会社がブラックだとは限りません。
みなし時間が10時間以下のように短く設定されていたり、基本給が高くそこにみなし残業代を上乗せして給与額が高くなっているなら、まともな会社だと言えます。
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遅刻と残業のカウント方法が違う
遅刻した場合と残業した場合の時間のカウント方法が異なるのも、ブラック企業の給料の特徴です。
例えば、5分遅刻しただけで1時間遅刻したように切り上げて控除されるのに、残業は1時間単位でそれ以下の時間は切り捨てて計算されるようなケースです。
これでは従業員が一方的に損をしているだけです。
そもそも基本的に給与の計算は1分単位で行うものであり、切り上げたり切り捨てたりすること自体おかしなことです。
それを平然と行う上に、社員が損をするような計算方法をするならブラック企業だと言えます。
昇給額が少ない
毎年の昇給額が少なかったり、全く昇給しないのもブラック企業の給料の特徴です。
一般的に、昇給率は月給の1.5%から2%くらいが平均だとされています。
月給20万円だとしたら3千円から4千円は昇給する計算です。
しかし、例えば数百円しか昇給しなかったり、そもそも昇給するような仕組みすら存在していないような会社も存在します。
そのような会社に長く勤めてもメリットはほとんどありません。
早めに転職するべきだと言えます。
最後に
今回は、ブラック企業における給料の特徴について解説しました。
基本給が異常に低いため、残業代やボーナスが少額になってしまったり、みなし残業制を採用している上に適当な運用をしているのがその特徴です。
また、遅刻と残業のカウント方法が異なり従業員が一方的に損をするようなケースもあります。
これらの特徴に当てはまる会社に長く勤めても生涯年収が下がるだけで得をすることはありません。
早めに転職することをお勧めします。
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