辞めた人間の悪口ばかり言うような職場はろくでもない会社である理由
世の中には、退職した人間を一方的に悪者にするような会社が存在します。
そのような会社では、「以前いた○○は使えない人間だった」と昔いた社員を貶したり、「お前は他の会社にいっても通用しないぞ」と辞める予定の人間を悪く言うようなことが日常茶飯事です。
はっきり言いますが、辞めた(辞める予定)の人間の悪口を言うような職場は労働環境が悪かったり、パワハラが横行していることが多く、まともな職場ではありません。
今回は、辞めた人間の悪口を言う職場はろくでもない会社であることについて解説します。
退職者の悪口を言う会社がろくな会社ではない理由
例外はありますが、人が会社を辞める事に関して、退職者に100%非がある場合はそこまで多くありません。
会社側にも多かれ少なかれ悪い部分があり、それが原因で退職に繋がっているケースがほとんどです。
にもかかわらず、辞めた人間が一方的に悪いと決めつけ、悪口が横行するような職場はろくな職場ではありません。
理由としては、「会社の悪い部分が改善しない」「信用できない人間の集まりである」などが挙げられます。
ここでは、その理由を詳しく解説します。
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会社の悪い部分が改善しない
まず、辞めた人間の悪口ばかり言うような職場では、会社の悪い部分がいつまで経っても全く改善しないことが多いです。
例えば、労働環境が悪かったりパワハラが当たり前のように行われているような会社では、人がすぐに辞めていくのは当然です。
そんな会社の悪い部分から目を背けて「あいつは根性が無い」「使えない奴だったな」と、退職者が悪い、辞めた人間に非があると一方的に決めつけるようであれば、永遠に何も改善されません。
これが、辞めた人間の悪口を言う職場がろくでもない理由の一つです。
信用できない人間の集まりである
辞めた人間や退職予定者の悪口ばかりいうような職場は、信用できない人間の集まりである可能性が悪いです。
陰でコソコソ人の悪口を言うような人間ばかりの職場では、いつ自分がそのターゲットになるか分からず、常に怯えて過ごすことになります。
また、そのような職場では同調圧力が強い事が多く、理不尽な事をされたり言われたりしても、我慢せざるを得なくなるケースもあり、とてもではありませんが働きやすい環境とは言えない会社です。
管理職に責任感が無い
辞めた人間を悪く言うような管理職(上司)は、責任感がありません。
自分の配下の人間が退職した場合、上司である管理職の人間にも少なからず責任があります。
当然、会社からはマネジメント力不足だとみなされ、評価を下げられることになります。
退職者の悪口を言うような管理職は、それを恐れて「自分の管理に問題は無かった」「あいつの性格や能力に問題があったんだ」と辞めた人間に100%非があるという方向に話を進めようとします。
このように、自分の保身ばかり考えて辞めた人間に全責任を負わせるような無責任な人間が管理職の立場に立っているのであれば、そんな職場はろくな会社ではないと言えます。
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最後に
今回は、辞めた人間の悪口ばかり言う職場はろくな会社ではない理由を解説しました。
結局のところ、「辞めた人間が悪い、会社は悪くない」といったスタンスでは、会社に悪い部分があってもいつまで経っても改善されることはありません。
また、そのような職場の管理職は、部下が辞めても「自分は悪くない」と責任逃ればかりすることがあります。
そんな環境の会社は労働者にとって働きにくい職場だと言えます。