仕事でミスをした人間を晒し者にするのはパワハラ!そんな会社は辞めるべき
仕事でミスをした人間を他の社員が大勢いる前で叱りつけたり、CCに多くの人を入れた上で叱責する内容のメールを送りつける人間が世の中には存在します。
また、そのような事をする人間は、部下を晒し者にしておきながら「再発防止のために周知する必要がある」「意識改革を促す為にやっている」などと言い訳をすることが多いですが、騙されてはいけません。
結論から先に言うと、どんな理由があるにせよミスをした人間を大勢の前で晒し者にするのはただのパワハラです。
また、上司が個人の判断でそんな事をしているのではなく、人を晒し者にする風習が会社自体にあるならそんな会社はさっさと辞めるべきだと言えます。
今回は、仕事でミスをした人間を晒し者にするのはパワハラであり、そんな会社はすぐに退職するべきであることについて解説します。
ミスをした人間を晒し者にするのはパワハラ
仮に、ミスをした部下に問題があったとしても、大勢の前で晒し上げる必要はありません、誰もいない場所で冷静に叱ればいいだけです。
わざわざ人がいる前で晒し者にする行為は、大勢の前で恥をかかせて精神的なダメージを与えるパワハラです。
特定の上司がそのような事をするのであれば、パワハラ相談窓口等に相談をしたり異動などで離れることができれば解決する可能性があります。
そうではなく、晒し上げ行為が風習として会社ぐるみで行われているなら、そんな会社は躊躇せずさっさと辞めるべきだと言えます。
ここでは、ミスをした人間を晒し者にする行為がパワハラであり、そんな会社は退職するべきである理由を詳しく解説します。
関連記事:人前で怒るパワハラ上司の心理
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そもそも晒し者にする必要が無い
先にも書きましたが、ミスをした部下をわざわざ大勢の前で晒し者にする必要なんてありません。
どうしても叱らなければいけないなら、人がいない場所で個人的に注意をすればいいだけです。
また、部下を晒し者にする上司は「ミスの再発を防止するために周知する必要がある」などと言って自身のパワハラを正当化しようとする事が多いですが、真に受けてはいけません。
社内で周知する必要があったとしても、ミスをした人間の個人名を伏せた上で書面で展開すれば十分です。
そうせずに、わざわざ人前で叱りつけるのはただ自分のストレスを発散しているに過ぎず、そんな行為はパワハラだと言えます。
晒し者にする風習があるならブラック企業
パワハラ上司が個人的に部下を晒し上げているのではなく、会社自体に「ミスをした人間を晒し上げる」という風習があるなら、その会社はブラック企業です。
特定の人間を大勢の前で叱りつけ、精神的に追い詰めるのは立派なパワハラです。
コンプライアンスに厳しい今の時代にそんな事を会社ぐるみで行っているのであれば、その会社はまともな会社ではないのでさっさと退職することをお勧めします。
関連記事:メールでミスの指摘や叱責をする際、CCに大勢の社員を入れるのはパワハラ
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気に入らない部下を攻撃しているだけ
結局のところ、大勢の人間の前で部下を晒し者にする上司は、気に入らない部下を攻撃しているに過ぎません。
そんな事をする上司は、あれこれ適当な理由を付けて部下を晒し者にする自身の行為を正当化しますが、実際は「あいつは気に入らないから恥をかかせてやろう」「怒鳴りつけてすっきりしたい」としか考えていません。
要は、部下をストレス解消に利用しているだけであり、そんなのは指導や教育ではなくパワハラだと言えます。
関連記事:「怒りたくて怒ってるんじゃない」は嘘!信用してはいけない理由
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最後に
今回は、仕事でミスをした部下を晒し者にするのは立派なパワハラであり、そんな会社はさっさと辞めた方がいいことについて解説しました。
注意や指導をするにしても、大勢の人間がいる場所で行う必要なんて全くありません。
わざわざそんな場所を選んでいる時点で、「恥をかかせてやろう」といった意図がある可能性が高いです。
また、そんな事をする人間がいるだけでも問題ですが、会社に「ミスをした人間を晒し者にする」という風習があるなら、そんな会社はブラック企業なのでさっさと辞めるべきだと言えます。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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