「仕事向いていないのかな」と感じた時、本当に不向きか判断する方法と基準

「仕事向いていないのかな」と感じた時、本当に不向きか判断する方法と基準

「今の仕事向いていないのかな…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

仕事がうまくいかず上司に叱られたり、同期に差を付けられたりすると「仕事が自分に合っていない」「もう辞めてしまいたい」といったネガティブな感情が湧いて来たりします。

とは言え、本当に今の仕事が向いていないのかどうかを自分で判断するのは、中々難しいものです。

中には、自分の適性や能力ではなく環境に問題がある為、仕事がうまくいっていないというケースも存在します。

そのような場合に「自分には適性が無い」と考えてしまうのは非常に勿体ないですし、将来の可能性を狭めてしまいます。

そうならないように、今回は「仕事向いていないのかな」と感じた時、本当に不向きなのかどうかを判断する方法と基準を解説します。


仕事が向いていないか判断する方法と基準

「自分には今の仕事が向いていない」と感じた場合でも、必ずしも自分の適性に問題があるとは限りません。

周囲の環境や教育制度のせいで、仕事がうまくいかず「不向きだ」と感じてしまっている可能性もあります。

一度、今自分が置かれている状況や環境を客観的に考えて判断をするべきです。

それでは、仕事の向き不向きを判断する方法と基準を解説します。





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上司や同僚に問題は無いか

まず、今の職場の上司や先輩社員に問題が無いかどうかを考えてみましょう。

普段からプレッシャーばかりかけてくるような上司がいたり、嫌がらせのような事をしてくる先輩や同僚がいる場合、仕事が向いているかどうか以前の問題です。

どんな人間だって、パワハラをされていたり人間関係が悪い職場では、本来の能力を発揮することはできません。

逆に、周囲の人間との関係が非常に良好にもかかわらず、仕事が全くうまくいかないのであれば、仕事内容が自分には合っていない、向いていない可能性があります。


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まともに研修や教育をされたかどうか

仕事が向いていないかどうかの判断基準の一つに、「研修や教育をしっかりされたかどうか」があります。

研修や教育を全くされず、「見て覚えろ」といったスタンスで放置されているのであれば、仕事ができないのは当然ですし自分に適性が無いとは言えません。

逆に、何年もかけてじっくり育てられたにもかかわらず初歩的な事すらできないのであれば、今の仕事が向いていない可能性が高いです。


関連記事:「見て覚えろ」は指導力不足の言い訳・パワハラだ

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仕事に恐怖心を感じるかどうか

今の仕事に恐怖心を感じるかどうかも、向き不向きの判断基準の一つです。

例えば、プレゼンなど大勢の前で話す仕事をしていて、それが「怖い」と感じてしまうなら、今の仕事が自分には合っていない可能性があります。

「緊張する」程度であれば、誰だってそうですし回数をこなすことで慣れてくることも考えられます。

そうではなく、もう何年もやっているにもかかわらず、本番の何日も前から怖くて怖くて仕方が無く、私生活にも影響が出るようなレベルであれば仕事を変えた方がいいと言えます。


関連記事:「仕事に行くのが怖い」は普通ではなく異常!退職するべき

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努力したかどうか(自分基準でOK)

今の仕事が向いていないと悩んでいる時、今まで努力したかどうかを考えてみましょう。

本気で取り組んできたのに、いつまで経っても全くうまくいかないなら、その仕事は向いていないのかもしれません。

ただし、それはあくまで自分基準でOKです。

中には「そんなのは努力の内に入らない」と批判をしてくるような人もいますが、気にすることはありません。

「どれだけ努力できるか」も本人の適性によります。

自分の中で「今まで精いっぱい努力してきた」と胸を張って言えるレベルで頑張ったのに、いつまでも結果が出ないなら「不向きだった」と割り切ってしまった方がいいです。


最後に

今回は、「仕事が向いていない」と悩んだ際に、本当に不向きなのかどうかを判断する方法と基準を解説しました。

「向いていない」と感じても、それは本人の適性の問題ではなく、会社の環境や教育制度に問題があるケースが多いです。

逆に、それらに全く問題が無く、今まで精いっぱい努力してきた自覚もあるのに、いつまで経っても仕事がうまくいかないなら、「向いていない」と判断していいと考えられます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。