「学生気分が抜けない」と言われても気にするな、難癖をつけたいだけのパワハラだ

「学生気分が抜けない」と言われても気にするな、難癖をつけたいだけのパワハラだ

新社会人に対して「学生気分が抜けていない!」と説教をしたがる人間は大勢います。

実際、過去にこのような説教をされた経験がある方も多いのではないでしょうか?

頻繁に遅刻をしたり、仕事をサボったりするようなら怒られるのは当たり前ですが、真面目に仕事をしているのに適当な理由で「お前は学生気分が抜けない」と言ってくるのであれば、それはただのパワハラです。

今回は、「学生気分が抜けない」と言われても気にする必要が無く、それはただ難癖を付けたいだけのパワハラである理由を解説します。


「学生気分が抜けない」と言われても気にしなくていい理由

新卒入社の人間に「学生気分が抜けていないんじゃないか?」と説教をしたがる人間は非常に多いです。

何度も遅刻を繰り返すといったように明確な理由があるなら別ですが、そうでないのにこの手の説教をされたなら真に受ける必要はありません、無視した方がいいです。

理由としては「ただマウントを取りたいだけ」「パワハラを誤魔化している」などが挙げられます。

それでは、詳しく解説します。


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ただマウントを取っているだけ

この手の説教をする人間で一番多いのが、「ただマウントを取りたいだけの先輩社員」です。

「自分はこいつより社会人経験が豊富で上の存在なんだ」と思いたいがために、「学生気分が抜けないんじゃないか」と言ってマウントを取ろうとします。

そんな事をするよりも、仕事上で尊敬されるような結果を出せばいいだけなんですが、そうするだけの実力が無いので新人に適当な理由で難癖を付けて自分が上だと思い込むしかない残念な存在です。


パワハラを誤魔化している

「学生気分が抜けていない」という説教をすることで「パワハラを誤魔化している」可能性があります。

例えば、「新人が自分より先に帰るのが許せない」「昼休憩をゆっくり取っているのが何となく気に入らない」と思っていたとして、「先に帰るな」「休憩を取るな」と直接言ってしまえばそれはパワハラになります。

そうならないよう、「学生気分が抜けない」と説教をすることで自主的に遅くまで残ったり、休憩を取らないように仕向けます。

このように、パワハラを誤魔化す為に言っているだけな事も、「学生気分が抜けない」と言われても気にしなくていい理由の一つです。


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都合の良い人間になるよう洗脳しようとしている

「文句を言わずサービス残業をする」「無茶な命令にも黙って従う」といったように、会社にとって都合の良い人間に洗脳する為に「学生気分が抜けない」と言っている場合もあります。

理不尽な事を押し付けた上で「社会人ならそれくらい当たり前」「文句を言うのは学生気分が抜けていない証拠」と言い続けることで、社会人経験が短い新卒の人間を洗脳しようとしています。

そんな説教を真に受けてしまうと、どんどん無理な働き方をさせられるようになるので注意しましょう。


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そもそも「学生気分」に明確な定義が無い

そもそも、「学生気分」に明確で社会全体に共通する定義なんて存在しません。

結局のところ、自分の気に入らない行動をする人間に「学生気分が抜けていない」とレッテルを貼っているだけだと言えます。

そんなのは、ただ難癖を付けたい人間がパワハラをしているに過ぎません。

これも、「学生気分が抜けない」と言われても気にしなくていい理由の一つです。


最後に

今回は、「学生気分が抜けない」という説教をされても気にする必要が無く、多くの場合、ただ難癖を付けたいだけのパワハラである理由を解説しました。

確かに、「仕事をサボって遊んでいた」「何度も遅刻早退を繰り返した」といったように、明らかに自分に非があるなら怒られるのは当たり前です。

そうでなく、理不尽な理由で「学生気分が~」などと言われても、それはただパワハラを誤魔化すための言い訳にこの言葉を使っているに過ぎません。

そんな人間の言う事なんて真に受けないようにしましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。