仕事が向いていないのは甘えではない!ダメだと思ったら見切りをつけて良い

仕事が向いていないのは甘えではない!ダメだと思ったら見切りをつけて良い

仕事で思ったような成果を出せなかったり、ミスを連発したりすることが原因で、「仕事が向いていない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

毎日8時間もする仕事が向いていないのであれば、それはとても大きな苦痛を感じる事でしょう。

そのような事で悩んでいる人に対し、「仕事が向いていないなんて考えるのは甘えだ!」「努力が足りないんじゃないか?」と責め立てる人もいますが、それは間違いです。

今回は、仕事が向いていないのは甘えではなく、ダメだと思ったら見切りをつけて良いことについて解説します。


仕事が向いていないのは甘えじゃない理由

「仕事が向いていない」というのは、決して甘えではありません。

人には向き不向きが必ずありますし、努力をするにも限度があります。

また、「向いていないと考えるのは甘えだ」と思い込み、向いていない仕事に固執すると精神的に辛くなっていく一方です。

ここでは、仕事が向いていないのは甘えではない理由を具体的に解説します。


関連記事:「仕事向いていないのかな」と感じた時、本当に不向きか判断する方法と基準




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向き不向きは必ずある

まず、人には向き不向きは必ずあります。スポーツや勉学、趣味に関しても、人によって向いているものもあれば向いていないものもあります。

それは仕事に関しても同様です。

営業に向いている人、事務に向いている人、技術に向いている人など、人によって向き不向き、得意不得意は必ずあり、「向いていない」と考えてしまうのは決して甘えではありません。

また、向いていない仕事に固執してもいつまで経っても成長できませんし、成果を出せず会社から低い評価をされる日々が続きます。

そんな日々を送るより、ダメだと思ったら早めに見切りをつけて全く違う仕事を探すのは全然ありだと言えます。


努力するにも限度がある

「今の仕事は自分には向いていない…」と悩んでいる人に対し、「努力が足りない」「もっと頑張れば何とでもなるはずだ」などと言って非難する人もいますが、真に受ける必要はありません。

努力をするにも限度があります。

例えば、いくら努力をしたからといって誰でもプロ野球選手になれるわけがありません。

確かに、努力をすることで多少は成長できるかもしれませんが、せいぜい1を10にできる程度でしょう。

それに対し、会社は100を求めているなら、会社の要求するレベルまで到達するのは不可能です。

これも、仕事が向いていないと思うのは甘えではない理由の一つです。


関連記事:精神論や根性論で仕事をする上司は使えない理由

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職場環境のせいで「向いていない状態」になっている可能性がある

そもそも、仕事の向き不向きは本人の資質だけでなく、職場環境によっても大きく左右されます。

本来、自分に向いている仕事内容であっても、上司や先輩からパワハラをされているなら元々のパフォーマンスが発揮できず、仕事ができない人間にされてしまいます。

逆に、あまり向いていない仕事であっても、周囲との人間関係が良好なら実力以上の結果を出すことが出来る場合だってあります。

このように、向き不向きは周囲の影響に左右されるため、仮に「向いていない」と思ってしまう状況に陥っていたとしても、それは周りのせいである可能性もあるので、その辺りを考慮せず「甘えている」と断言するのは間違っていると言えます。


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最後に

今回は、仕事が向いていないのは甘えではなく、ダメだと思ったら見切りをつけて良いことについて解説しました。

人には向き不向きは必ずありますし、努力でカバーするにも限度があります。

また、向き不向きには本人の資質だけでなく、周囲の人間や職場環境も大きく影響します。

「向いていない」と感じてしまう状況で耐え続けていてもろくな事になりません。

ダメだと思ったら思い切って仕事内容や環境を変えてしまうのは全然ありだと言えます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。