「風通しの良い職場」のデメリット解説!勘違いして入社するのは危険

「風通しの良い職場」のデメリット解説!勘違いして入社するのは危険

就職活動や転職活動をしていると「風通しの良い職場です」と自社をアピールしている会社を目にすると思います。

上下関係が緩く、意見を言いやすい職場のようなイメージがあり、一見良い会社のように見えます。

確かに、そのような環境の会社には良い部分が多く存在します。

しかし、そんな職場ならではのデメリットもありますし、人によって合う合わないがはっきりするので、「働きやすい会社に違いない」と勘違いして入社するのは危険です。

今回は、「風通しの良い職場」のデメリットについて解説します。


「風通しの良い職場」のデメリット

「風通しの良い職場」と言われると良さそうな印象がありますが、必ずしも良い会社だとは限りません。

中には、幹部の距離感がおかしく、従業員に直接無茶ぶりをするのを「風通しが良い」と勘違いしているケースもあります。

また、「風通しが良い」とされる社風の会社は、人によって合う合わないがはっきり分かれます。

ここでは、そんな職場に勤めるデメリットについて解説します。


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「自由な発言」を強要されることがある

「風通しの良い職場」を自称している会社では、従業員の意見を大切にしているため、とにかく積極的に発言をさせる風習があることが多いです。

ですので、幹部など上の人間が出席している会議等の場で、何かしら発言をすることを強要される可能性があります。

人によっては幹部に対して発言するだけでも大きなプレッシャーを感じますし、万が一、上の人間から直接自分の意見を否定されたり、更には責められたりすると強い精神的なダメージを受けてしまいます。

このように、「自由な発言」を強要されることがあるのが、「風通しの良い職場」のデメリットの一つです。


社長や役員が勘違いしている場合がある

社長や役員など、上の人間の距離感がおかしいのを「風通しが良い」と勘違いしているケースがあります。

本来、「風通しの良い職場」とは、下の人間の意見をしっかり聞く風習のある職場の事を指します。

そうではなく、単に幹部等の上の人間が一従業員に対し直接叱責したり、プライベートに足を踏み込んでいるだけであるのを「うちは風通しが良い」と言い張っているだけな場合がこれに当たります。

また、そのような会社では役員が社内をうろうろしており、いきなり無茶ぶりをしてきたり仕事に口を出してきて滅茶苦茶にされる可能性があるのもデメリットの一つです。


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性格的に合わない可能性がある

「風通しの良い職場」のデメリットの一つとして、人によって合う合わないがはっきり分かれていることが挙げられます。

このような会社では、従業員間のコミュニケーションを大切にしている為、親睦を深めたり距離を近づける為に社内イベントを頻繁に開催していることがあります。

そういった雰囲気の会社が好きな人にはすごく合いますが、逆に、「職場の人間とは必要最低限しか関わりたくない」「プライベートの時間を会社に一切奪われたくない」といったように、ドライな性格の人にはとことん合わない社風だと言えます。


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最後に

今回は、「風通しの良い職場」のデメリットについて解説しました。

このような職場では、とにかく様々な場面で発言を強要されることが多く、それが苦手な人にとっては辛い環境になります。

また、ただ上の人間の距離感がおかしいのを「風通しが良い」と言い張っているだけなケースもあります。

その上、社風が合う人と合わない人がはっきり分かれる会社でもあるので、合わない人が入社してしまうと短期離職の原因にもなります。

「風通しの良い職場」は確かに良い会社も多いですが、合う合わないを考慮せず「絶対にいい会社に違いない」と勘違いして入社するのはとても危険なので注意しましょう。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。