就職・転職でまともな会社の見分け方と確認するべきポイント解説!
世の中にはブラック企業と呼ばれる会社が多数存在します。
劣悪な労働環境や低賃金に耐えきれず転職したものの、次の会社も同じようなものだったという経験がある方も多いのではないでしょうか?
そんな経験をすると「日本にはまともな会社なんて無いんじゃないか」「どの会社もブラック企業だ」などと思ってしまうかもしれません。
しかし、ホワイト企業とまではいかないものの、まともな会社は探せばいくらでも存在します。
今回は、就職や転職でまともな会社の見分け方と確認するべきであるポイントについて解説します。
まともな会社の見分け方と確認するべきポイント
ブラック企業のような会社ではなく、長く働くことのできるまともな会社を見分けるには、確認するべきポイントがいくつか存在します。
一例として「みなし残業制や固定残業制ではない」「基本給が高く手当で水増しされていない」などが挙げられます。
それでは詳しく解説していきます。
みなし残業制、固定残業制ではない
みなし残業制や固定残業制など、最初から給料に決まった残業代が含まれるような制度を採用していない会社はまともな会社である可能性が高いです。
みなし残業や固定残業制の会社は、あらかじめ決められた時間分の残業代が支給されるため、半ば強制的にその時間分残業をさせられることがあります。
そうではなく、給料とは別に残業した分の残業代をしっかり払う会社なら、残業するよりも早く帰るよう推奨されるので健全であると言えます。
関連記事:みなし残業制度はデメリットだらけ!絶対に入社してはいけない理由
最初から正社員として雇用される
まともな会社の見分け方の一つとして「最初から正社員として雇用されるかどうか」が挙げられます。
正社員を募集しておきながら「最初は契約社員で雇用する」といった会社や、トライアル雇用、紹介予定派遣のようなお試し期間が設けられている会社はブラック企業である可能性があります。
そのような形で雇用されると、企業側の都合や気分で一方的に雇用関係を解消される恐れがありますし、採用活動におけるリスクを全て労働者に押し付けているに過ぎません。
逆に、最初から正社員として雇用する会社は人を雇うリスクを受け入れ、覚悟をもって人を雇う会社なのでまともな企業であると考えられます。
基本給の割合が高い
給料において、「基本給の割合が高いかどうか」もまともな会社を見分ける為のポイントの一つです。
例えば、同じ月給20万円だとしても、「基本給20万、手当0」の会社と「基本給5万、手当15万」なら、前者の方がまともな会社です。
基本給が低く手当で水増ししているような会社は、残業代や賞与の金額も低くなると考えられますし、場合によってはその手当自体が廃止される可能性もあります。
関連記事:基本給が低く手当が多い会社はデメリットだらけ、入るべきじゃない理由
面接で後出ししない
まともな会社を見分ける上で非常に重要なのが「面接で後出ししない会社である」ことが挙げられます。
例えば、「求人票には正社員募集と記載されているのに、実際は契約社員募集だった」「事務職募集だったのに実は営業職の募集だった」など、求人票の内容と異なることを面接で後出しするような会社はNGです。
そのような事をする会社は、嘘の情報で応募者を集めようとするブラック企業です。
面接で応募者が一方的に不利になるような事を後出しする会社は即辞退することをお勧めします。
研修がOJTばかりではない
未経験者や新卒を募集している会社で、研修がOJT頼りではなく、純粋な研修の時間を多く取っている会社はまともな会社です。
研修のほとんどがOJTの会社は、人を育てる余裕が無く、無理な働き方をさせられる可能性があります。
実務を伴わない純粋な研修をじっくり行う会社は、それだけ余裕がある会社だと言えるので働きやすい環境であると考えられます。
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最後に
今回は、就職や転職でまともな会社の見分け方と確認するべきポイントを解説しました。
どの項目にも共通しているのが「労働者が一方的に不利になる事をしない」という事です。
みなし残業制で最初から残業させることが前提になっていたり、人を雇うリスクを恐れるあまり、非正規で雇って様子を見るような会社に入るのは非常に危険です。
世の中にはブラック企業が多く存在しますが、探せばまともな会社も意外と見つかるものです。
焦らずじっくり良い会社を探しましょう。