休日が「会社カレンダーによる」なんて求人を出す会社はブラック企業の可能性あり

休日が「会社カレンダーによる」なんて求人を出す会社はブラック企業の可能性あり

求人票を見ていると、休日欄に「会社カレンダーによる」なんて書かれているのを目にすることがあると思います。

世間一般的に使われているカレンダーとは異なり、社内で独自のカレンダーを作成し、それをもとに営業します。

その為、土日祝日など世間的には休みの日が休みになっていなかったり、逆に平日が休日になっていたりといった事があります。

このような形で稼働日を定めている会社の中には、所謂ブラック企業も存在する為注意する必要があります。

今回は、休日が「会社カレンダーによる」という会社はブラック企業の可能性があるため警戒するべき理由を解説します。


「会社カレンダーによる」がブラックの可能性がある理由

一般的なカレンダーではなく、社内で独自に稼働日を定めたカレンダーを使っている会社の中には、休日において従業員が物凄く不利になるような内容の会社が存在します。

「会社カレンダーによる」と休日を濁して求人募集をかけるのは、従業員側にとってマイナスであることを隠している可能性があります。

ここでは「会社カレンダーによる」がブラックの可能性がある理由を具体的に解説します。


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会社カレンダーが必要な理由が無い

例えば、工場のように普通のカレンダー通り休日を設定して頻繁に設備を止めるとマイナスになる為、独自のカレンダーを作るといった営業をする上での明確な理由があるなら問題ありません。

しかし、そうではなく特に会社カレンダーを作る理由が無いのにそれを作るような会社なら話は別です。

ただ単に休日数を減らして従業員をこき使いたいが為に独自のカレンダーを作っている可能性があります。


休日を誤魔化している可能性がある

通常のカレンダーとは異なる形で休日を設定する会社は、普通よりも休日が少なく、それを誤魔化している可能性があります。

例えば、休日:土日祝(会社カレンダーによる)なんて書き方をしている場合、土日祝全て休めるとは限りません。

土日両方休めるのは1ヶ月に1回だけで、その他の週は日曜しか休みが無かったり、祝日もほとんど休みになっていないような会社カレンダーかもしれません。

この様に、休日において誤魔化すことができるのも、社内カレンダーを使っている会社がブラック企業の可能性がある理由の一つです。




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休日は形だけで守られていない

会社カレンダー上では休日になっていても、それは形だけで全く守られていないなんてケースもあります。

土曜日に出勤する代わりに平日のどこかに休みが設定されていても、その日は休まずに出社するような暗黙のルールがあり、同調圧力によってそれに従わざるを得ないような雰囲気があったりします。

それが原因で一般的なカレンダーの休日数よりも休みが遥かに少なくなるかもしれません。


謎のローカルルールがある可能性

わざわざ必要もないのに社内カレンダーなんて物を作って従業員に不利な事をする会社は、その他にも謎のローカルルールが蔓延していることも考えられます。

始業時間よりも早く来て掃除をさせられたり、休日の呼び出しに備えていつでも連絡を取れるようにしておくことを強要されるかもしれません。


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最後に

今回は、休日が「会社カレンダーによる」なんて求人を出している会社はブラック企業である可能性があることについて解説しました。

仕事上、それを作らなければならない明確な理由がある会社なら別ですが、そうでないにも関わらずそんなものを作って休みを独自に設定するのは、何か従業員に不利な事をしようとしていると考えられます。

基本的にそんな求人を出している会社は避けるべきですが、どうしても受けるなら面接で会社カレンダーを作った理由を聞いてみることをお勧めします。


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