会社携帯のGPSで社員を監視する会社は働きにくい環境である理由

社員に会社携帯(社用携帯)を支給する会社は結構あります。
外回りが中心の営業職の人間を対象に支給している場合が多く、それだけなら特に問題はありません。
しかし、中には会社携帯のGPS機能を利用して、社員の居場所を常に監視する会社が存在します。
そうすることで、会社には様々なメリットがありますが、逆に社員からすると堪ったものではありません。
これから就職先や転職先を探す方は、GPSで従業員を監視する会社には入らない方が無難だと言えます。
今回は、会社携帯のGPSで社員を監視するような会社は働きにくい環境である理由について解説します。
会社携帯のGPS機能で従業員を監視する会社は働きにくい理由

外回りの社員をGPS機能で監視することで、そのデータを業務の効率化に利用したり、サボるのを防止するといったメリットが会社にはあります。
確かに、そうしたい会社側の気持ちも分かりますが、社員からすると常に居場所を監視されているような状況はとても働きにくいと言えます。
その理由としては「無駄なストレスをかけられる」「マイクロマネジメントに利用される」などがあります。
それでは、理由を詳しく見ていきましょう。
関連記事:社員を監視する会社で働くとストレスが溜まる!さっさと辞めるべき
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無駄なストレスをかけられる
まず、会社から常に監視されている社員は無駄なストレスをかけられている状態になります。
「お店のトイレを利用しただけなのにサボってると思われるんじゃないか…」「ちょっと休憩したいけど後で怒られそうで休めない」といったように、監視されているという事実があるだけで、様々な不安がよぎり、のびのびと仕事をすることができなくなってしまいます。
これが、GPSで社員を監視する会社が働きにくい環境である理由の一つです。
マイクロマネジメントに利用される
会社携帯のGPS機能を、部下に対しマイクロマネジメントを行う為に利用する人間が存在します。
マイクロマネジメントとは、上司が部下の行動を徹底的に細かく監視し、過度に干渉するマネジメント手法の事を指します。
そんな事をする上司は、GPSで部下の居場所を常に監視し、「今そんなところで何をしているんだ」と何度も連絡をしてきたり、「ここで5分も時間を無駄にしているぞ」と後から指摘してきたりします。
マイクロマネジメントは部下に非常に強いストレスを与える管理手法なので、GPSを使ってそれをする会社は働きにくい会社だと言えます。
関連記事:マイクロマネジメントとはどんなもの?具体例を解説
過度な効率化を強いられる
会社携帯のGPSで社員を監視するような会社では、過度な効率化を強いられることが多いです。
外回り中の社員の行動を監視し、無駄を徹底的に省くことで業務を効率化し、利益を増やそうという考えです。
確かに、そうしたい気持ちも分かりますが、社員はロボットではありません。
「少しの無駄も許さない」「業務時間中は1分たりとも休むな」と言われるような職場環境では息が詰まります。
そのような環境の会社は、働きやすい会社とは到底言えないでしょう。
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最後に
今回は、会社携帯のGPS機能で社員の居場所を監視する会社は働きにくい環境である理由について解説しました。
「監視されている」という事実だけで、余計なストレスを与えられていますし、場合によってはマイクロマネジメントに利用されたり、過度な効率化を強いられることもあります。
確かに、外回り中の社員を監視したいという会社側の気持ちも分かります。
ですが、それをされる側からすると何も良い事はありません。
これから就職や転職を考えている方は、常に社員を監視するような会社に入っても辛いだけなので、できるだけ避けることをお勧めします。
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