終わったことを蒸し返す、過去の失敗を持ち出す上司はパワハラ人間だ

終わったことを蒸し返す、過去の失敗を持ち出す上司はパワハラ人間だ

「お前はあの時も失敗したよな」「昔やらかした事覚えているか?」といったように、過去の失敗や既に終わったことを延々と蒸し返すような上司が世の中には存在します。

何年も前の失敗を何度も持ち出されると、誰だって気分が悪くなります。

同じミスを繰り返しているなら別ですが、反省し、改善した事をしつこく責め続けるような行為は、最早ただの精神的な攻撃であり、パワハラです。

今回は、終わったことを蒸し返してきたり、過去の失敗を延々と持ち出したりするような上司はパワハラ人間である理由について解説します。


終わったことを蒸し返す上司がパワハラ人間である理由

過去の過ちや失敗をネチネチと責め続けるような人間は、とにかく部下を責めたいだけのパワハラ人間です。

そんな上司は、常に責める口実を探し続け、何も見つからないと昔の失敗を持ち出して理不尽に責めるような事を平然と行います。

そんな事をされるとモチベーションが下がりますし、既に終わったことを何度も言われてもどうしようもないため、このタイプの上司は害悪以外の何者でもありません。

それでは、終わったことを蒸し返す上司がパワハラ人間である具体的な理由を解説します。


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パワハラをする為に責める口実を探している

そもそも、過去の失敗を持ち出して叱りつけるような上司は、他に部下を責める口実が無いのでそうしているだけです。

とにかく叱りつけたくてその口実を探しているものの、何も見つからないので既に終わったことをわざわざ蒸し返して「あの時こんな事したよな」と責め立てます。

結局のところ、ただ自分のストレス発散に利用しているだけであって、そんなのは指導でも何でもありません、ただのパワハラです。


無駄にモチベーションを下げている

過去の失敗を何度も持ち出されて、良い気分になる人間なんてそうそういません。

既に反省し、改善しているのに、延々と話のネタにされるようであれば、嫌な気分になるのは当たり前です。

そんな事を何度もされ続けると、仕事のモチベーションはどん底まで下がるでしょう。

部下のモチベーション管理は上司の仕事の一つです。

モチベーションを上げるどころか、最低まで下がるような事をするような人間は上司として失格だと言えます。


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繰り返し責められてもどうしようもない

過去のミスを繰り返しているなら別ですが、そうでないのに何度も蒸し返して責められてもどうしようもありません。

既に反省して解決しているのであれば、わざわざ蒸し返す意味なんて何もないです。

それに、解決している事に対してあれこれ言われたところで、「これ以上どうしろと?」と思うだけで、本人にとっても会社にとっても何もプラスになることなんてありません。

全く無意味な行為であり、ただ人の気分を害すだけのパワハラだと言えます。


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大勢の前で公表し笑いものにする場合がある

過去の失敗を持ち出す上司の中には、朝礼や食事会など大勢の人がいる前で「こいつはあの時こんな失敗をしたんだ」と笑いものにする人間もいます。

上司にとっては話のネタに過ぎないのかもしれませんが、それをされた本人からすると堪ったものではありません。

人前で笑いものにするような行為は、精神的な攻撃でありパワハラです。


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最後に

今回は、過去の失敗を持ち出したり、終わったことを延々と蒸し返すような上司はパワハラ人間である理由を解説しました。

既に終わったことを何度も蒸し返すのは、責めたいのに責める口実が無いからやっているだけです。

叱る必要の無い事で無駄に叱るような行為は、最早指導ではなくただのパワハラです。

また、大勢の人間がいる前で笑いものにする為に、いちいち昔の事を持ち出す人間も存在します。

そんなパワハラ人間が上司なら、付き合い続けても疲弊していく一方なので、早めに離れる事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。