内定先がブラック企業かも?やばい会社かどうか見分け方を解説

内定先がブラック企業かも?やばい会社かどうか見分け方を解説

就職活動や転職活動をしていて、やっとの思いで内定を獲得したものの、「内定先がブラック企業かも?」と不安になっている方は結構多いのではないでしょうか?

万が一ブラック企業に入社してしまうと、心身共に大きなダメージを受けますし、最悪の場合は短期離職に繋がるので内定先に入社するかどうかを慎重に判断するのは当然です。

そこで今回は、内定先がブラック企業かも?と不安になっている方に向けて、やばい会社かどうかの見分け方を解説します。


内定先がブラック企業かどうかの見分け方・ポイント

ブラック企業は、社員に長時間の過酷な労働をさせたりパワハラが社内に蔓延していたりと、労働環境が非常に悪い企業です。

しかし、実際の残業時間やパワハラの有無は入社してからでないと分かりません。

とは言え、ブラック企業は内定の時点でまともな会社ではあり得ないような事を言ってくる場合がある為、そこを見逃さない事でやばい会社かどうかある程度見分けることが出来ます。

それでは、内定先がブラック企業かも?と不安になった時にやばい会社を見分ける方法・チェックするべき項目を詳しく解説します。





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内定承諾を異常に急かす

ブラック企業は、とにかく離職者が多くその度に大量の補充要員を確保する必要があるので、採用担当者に過酷な採用人数のノルマを課しています。

その為、採用担当者は何とかして人数を揃える必要があり、内定を出した人間に「早く承諾しろ」と急かします。

一般的に、内定承諾の期限は1週間~1ヶ月ほどに設定している企業が多いです。

これよりも極端に短かったり、内定が出た瞬間に「この場で承諾しろ」と急かしてくるような企業はブラック企業である可能性が高いです。


関連記事:内定承諾を急かしたり期限が異常に短い会社に入るべきではない理由

条件や待遇を書面で通知しない、はっきりしない

普通の会社であれば内定者に対し、労働条件をはっきり書面で提示します。

条件や待遇が分からない事には内定を承諾するかどうか決められないので、はっきりさせるのは当然ですね。

しかし、ブラック企業は労働条件を曖昧にしたり、書面ではなく口頭で説明して済ませようとします。

そうすることで、条件が悪いのを誤魔化して内定を辞退されるのを避けようという魂胆があります。

こちらから「条件を書面で通知してほしい」と申し出ても、適当な理由を付けて断ってくるようであれば、その会社はブラック企業の可能性があります。

これも、内定先がブラック企業かも?と感じた時にやばい会社かどうかを見分ける方法の一つです。



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後になってから不利な情報を出してくる

前述の「条件、待遇を書面で通知しない」のと似ていますが、後になってから求人票に書いていなかった不利な条件を提示してきたり、仕事内容や勤務地等において全く違うものを提示してくるのもブラック企業の特徴です。

「正社員募集と書いてあったが最初は契約社員からスタートしてもらう」「事務職を募集していたけど営業でもいい?」といったような事を言ってきたら、ブラック企業の可能性があります。


関連記事:面接で求人票と違う不利な条件を提示されたらすぐに辞退するべき理由

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無給の研修や課題が大量にある

これは特に新卒の内定者に行う企業が多いですが、入社前に無給の研修に強制参加させたり、大量の課題を送りつけるのもブラック企業の特徴です。

完全に任意参加であったり、しっかり給料が発生しているなら問題ありませんが、「無給」且つ「強制的」に入社前研修や課題を送りつけてくる企業には注意する必要があります。

これも、内定先がブラック企業かも?と感じた時にやばい会社を見分ける方法の一つです。


関連記事:入社前に給料無しの研修や課題を強制するのはブラック企業

最後に

今回は、内定先がブラック企業かも?と不安になっている方に向けて、やばい会社かどうかの見分け方を解説しました。

「異常なまでに内定承諾を早くしろと急かしてくる」、「条件面をはっきりさせない」、「後になってから不利な情報を出してくる」などが、ブラック企業を見分ける上で重要になってくるポイントです。

新卒・中途を問わず、変な会社に入ってしまうと、それだけで様々な面で嫌な思いをします。

入社しても大丈夫か?まともな会社かどうかを入社前にしっかり見分ける事が大切です。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。