どうでもいい事に細かい、いちいち指摘してくる上司は害悪人間だ
電話対応時の言い回しや言葉遣い、資料におけるフォントの大きさや種類、色、ホチキスを止める位置やハンコの向き等様々な事に対して異常に細かい上司が世の中には存在します。
本人は丁寧に仕事をしているつもりかもしれませんが、それに付き合わされる部下は堪ったものではありません。
また、中には部下を叱ってすっきりするためにわざと粗探しまがいのことをしている人間もいます。
はっきり言って、あまりにも細かすぎる指摘をする上司は害悪以外の何者でもありません。
今回は、どうでもいい事を細かく確認し、いちいち指摘してくる上司が害悪な人間であることについて解説します。
どうでもいい事に細かい上司は部下にとって害悪
「電話に聞き耳を立てて言い回しにケチをつける」「資料のフォントの大きさや線の太さが気に入らず何度も修正させる」「部下の1日のスケジュールを分単位で把握したがる」といったように、様々なことに関して異常に細かく監視し、いちいち指摘してくる上司は部下にストレスを与えるだけでなく、ある意味仕事を妨害しているようなものです。
そんな人間は害悪以外の何者でもありません。
ここではその理由を詳しく解説します。
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マイクロマネジメントに該当する
まず、部下の言動や仕事内容をあまりにも細かく監視して、少しでも気に入らないことがあれば指摘するような上司の行動は「マイクロマネジメント」の一種です。
マイクロマネジメントは部下に対して過度に干渉をする管理手法であり、この方法で管理された部下は強いストレスを感じるようになるので、場合によってはパワハラにもなる行為です。
そんな方法で部下を苦しめる上司はただの害悪な人間だと言えます。
関連記事:マイクロマネジメントをする人間はクラッシャー上司!部下を潰すパワハラだ
部下を叱る為にあら探しをしている
どうでもいい事に細かい上司は、ただ部下を叱りたいが為にあら探しをしている場合があります。
そのような上司は、部下を叱りつけてストレスを解消するために、重箱の隅をつつくようにあら探しをして叱る口実を見つけ出そうとしています。
そうやって些細なミスを探し回り、本来であればスルーされるようなどうでもいい事や下らないことをいちいち指摘し、難癖を付けてきます。
はっきり言って、部下を叱ること自体が目的になっている上司は、周囲の人間を不快にさせる害悪人間以外の何者でもありません。
関連記事:粗探しばかりする上司は仕事の出来ない人間である理由
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仕事をしている振りをしているだけ
どうでもいい事に細かい上司は、管理職に求められる能力が無く、ろくに仕事ができない人間である事が多いです。
部下を教育して能力を伸ばしたり、適切な指示を出して業績を上げることが管理職である上司の仕事です。
こういった管理職に求められる仕事ができない人間は、とりあえず仕事をしている振りをする為にどうでもいい事を細かくチェックし、些細な事をわざわざ指摘しようとします。
結局のところ、自己満足であったり、会社に仕事をしているアピールをする為にくだらない指摘をしているだけです。
そんな事をしても部下に無駄なストレスを与えたり余計な労力をかけさせるだけであり、なんのプラスにもなりません。
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最後に
今回は、どうでもいい事に細かい上司が害悪であることについて解説しました。
くだらない事をいちいち指摘する上司の行為は、部下に対して過度に干渉をするマイクロマネジメントに当たる可能性が高く、無駄にストレスを与えているだけだと言えます。
また、部下を叱りつけてスッキリするためにあら探しをしているケースもあります。
何にせよ、どうでもいい事に細かく、本来指摘する必要の無い事をいちいち指摘するのは部下に精神的なダメージを与えるパワハラのようなものです。
そんな上司と一緒に仕事をしても辛い思いをするだけなので、異動や転職で早めに離れる事をお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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