偏見や先入観、思い込みで部下を評価する上司は部下にとって最悪

偏見や先入観、思い込みで部下を評価する上司は部下にとって最悪

上司から納得のいかない、明らかにおかしい評価をされ腹を立てている方は多いのではないでしょうか?

上司が部下を正しく評価できない原因は様々ですが、よくあるのが「偏見や先入観、思い込みで評価している」といったケースです。

本来、部下の評価は客観的に行うべきですが、それとは真逆に自分の主観のみで評価をする為、実際の実力や成果ではなく上司の「フィーリング」が評価結果に大きく反映されてしまいます。

はっきり言いますが、勝手な思い込みや先入観で部下を評価するのは管理職として間違っていますし、そんな人間からは早めに離れないと様々な面でマイナスになります。

今回は、偏見や先入観、思い込みで部下を評価する上司の下で働くのは最悪であることについて解説します。


先入観や偏見で評価する上司が最悪な理由

「あいつは前にミスをしたから今回もミスをしているはずだ」「あいつには何となくやる気が感じられない」といったように、先入観や勝手な思い込みで部下を評価する上司の下で働くと、非常に大きなストレスがかかります。

「あいつは何となく信頼できる」といったように運良くその思い込みや先入観がプラスの方向に向いて評価が高くなるなら良いですが、マイナスの方向に評価をされているのであれば、早めに離れないとどんどん状況が悪化していきます。

ここでは、そんな上司の下で働くのが最悪な理由を具体的に解説します。


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評価が非常に不公平

まず、思い込みや先入観で部下を評価する上司は、「何をしたか」ではなく「誰がやったか」で判断することが非常に多いです。

例えば、同じ100点の仕事をしたとして、上司が気に入っているAさんは「流石Aさんだ、やっぱり信頼できる人だ」と高評価され、逆に嫌われているBさんは「あいつのことだ、絶対に何かミスをしているはずだ」とあら探しをされ、無理矢理低評価されてしまいます。

それだけでもBさんの立場にいる人間は腹が立つと思いますが、それが積み重なって昇給や賞与、昇格に影響するなら堪ったものではありません。


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一度悪い先入観を持たれたら挽回できない

思い込みや偏見、先入観で評価する上司は、一度でも「ダメな奴」だと判断した部下の評価を変える事はありません。

ですので、そのような評価をされた部下は、何をやっても永遠に「ダメな奴」だと評価され続けてしまいます。

先にも書きましたが、仮に100点の仕事をしてもあら探しをされますし、何もミスが見つからなかったとしても「何となくここが気に入らない」と主観的な部分で評価を下げられるのがオチです。

このように、一度でも悪い先入観を持たれたら挽回するのはほぼ不可能なことも、この手の上司の下で働くのが最悪な理由の一つです。


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何をしても否定される状況になる

部下に対して「あいつは仕事ができないはずだ」という悪い先入観や偏見を持った上司は、その部下がやったことを何もかも否定することが多いです。

「あいつのやる事はダメだ」と最初から決めつけているため、部下がやった事を全て否定的に捉えようとします。

ですので、他の人がやったなら何も言われないことをしても、変な先入観を持たれた部下は何故か否定され叱られるなんて事が日常的に起こるようになります。

このように、万が一悪い印象を持たれてしまうと何をしても否定される状況になるのも、偏見や思い込みで部下を評価する上司の下で働くのが最悪な理由の一つです。


関連記事:否定しかしない上司に耐え続けるのは危険!早めに離れるべき理由

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最後に

今回は、偏見や先入観、思い込みで部下を評価する上司の下で働くのが最悪な理由を解説しました。

この手の上司は、一度でも悪い印象を持った部下に対しては徹底的に低評価をする為、挽回することはかなり困難です。

また、他の人がやったならスルーされるような事でも、何故かいちいち怒られるようになったりするので、非常にストレスが溜まることになります。

そんな上司の下で働き続けても何も良い事はありません、早めに離れる事をお勧めします。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。