仕事で「成長」を押し付けてくる職場は息苦しく働きにくい会社
仕事をする上で社員に対し「成長」を求める企業は多く存在します。
また、「成長しないと将来辛くなるぞ!」「社員なら常に成長し続けるのは当然だ」といったように、部下に成長を押し付けようとする上司もいます。
会社や上司からすると、社員(部下)が成長して会社に多くの利益をもたらす人間になって欲しいと考えるのは当たり前のことでしょう。
しかし、永遠に成長し続ける事を求められる部下からするとそれは大きなプレッシャーになりますし、場合によっては会社に行くのが嫌になってしまうかもしれません。
はっきり言って、そんな環境の会社は向上心が高くやる気に満ち溢れている人間以外にとっては息苦しいだけです。
今回は、仕事で過度に「成長」を押し付けてくる職場は息苦しく働きにくい会社であることについて解説します。
「成長」を押し付ける会社は働きにくい理由
仕事において、現状維持すら許されず、常に成長し続けることを求められるのは非常に辛いものです。
また、社員に「成長」を過度に要求する会社では、永遠にノルマが上がり続けて現実的ではない数字を押し付けられたり、上司から「今成長しないと未来は無いぞ」などと言われ無駄にプレッシャーをかけられたりする為、非常にストレスが溜まる職場環境であることが多いです。
はっきり言いますが、そんな環境の職場はとても働きにくく、合わない人間からすると最悪な職場です。
ここでは、その理由を具体的に解説します。
関連記事:仕事での成長はどうでもいい、いらないと考えるのは悪い事ではない理由
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常に余計なプレッシャーをかけられる
まず、社員に無限に成長を求め続ける会社で働くと、常にプレッシャーがかかっている状態になります。
そのような会社では、自分の実力以上の仕事を大量に与えられたり、「成長を促す為」などといった理由で上司から過度な叱責をされたりすることが多く、非常にストレスが溜まる働き方をさせられます。
更に、人事評価の面でも現状維持では許されず、「大きく成長した」と認められない限りマイナスの評価をされることがある為、大きな成果を出して会社から「成長した」と認められるためにハードな働き方をする羽目になります。
これが、常に成長を求められる職場は働きにくい理由の一つです。
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やりがい搾取をされる可能性がある
やたらと「成長」を押し付けてくる職場でも、賞与や昇給などで成長した分の対価がしっかり支払われているなら我慢できる人も多いと思います。
そうではなく、過剰に成長を求める癖に、実際に成長しても昇給や賞与に何も良い影響が無く、「成長」そのものが対価だと言われるようであれば、それはただのやりがい搾取です。
やりがい搾取が当たり前のように行われている会社で働いても金銭的にプラスになることは無く、そんな職場はろくな職場ではないと言えます。
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無理難題を押し付ける口実にされる
成長を過度に求めてくる上司(会社)は、「成長させるため」という口実で無理難題を押し付けようとしてくることが多いです。
そのような上司(会社)は、「お前を育てる為にあえて厳しい仕事をさせる」「辛いかもしれないがこの経験は将来の為になる」といった耳触りのいい言葉を使って、誰もやりたがらないキツい仕事やリスクの高い仕事を若手社員に押し付けようとします。
このように、結局のところ「成長」という言葉を無理難題を押し付ける口実に使っているだけなのも、仕事で成長を押し付けてくる職場は働きにくい環境である理由の一つです。
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最後に
今回は、仕事でやたらと「成長」を押し付けてくる職場は息苦しく働きにくい会社である理由を解説しました。
確かに、成長することは働く上でとても大切なことです。
しかし、それを他人が無理矢理押し付けるのは間違っています。
また、常に成長し続けるのは不可能であり、それを求める会社や上司は部下に過剰なプレッシャーを与えているだけです。
その上、「成長させるため」と言い訳をして誰もやりたがらない嫌な仕事を押し付ける悪質な上司も世の中には存在します。
そんな事をする上司がいる会社で働き続けても辛いだけなので、早めに脱出することをお勧めします。
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社畜シンド
大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」、「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。-
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