仕事での成長はどうでもいい、いらないと考えるのは悪い事ではない理由

仕事での成長はどうでもいい、いらないと考えるのは悪い事ではない理由

会社や上司から「成長すること」を求められて嫌な思いをしている方は多いのではないでしょうか?

常に目標を持つことを強要され、達成度を確認されたり「今頑張って成長しないと将来困るぞ!」と説教をされたり、とにかく「成長しろ!」と言われ続けるとうんざりするものです。

しかし、「社会人なら常に成長しなければいけない」といった風潮もありますし、それに対して「嫌だ」とか「興味ない」などと口に出して言う人は稀でしょう。

とは言え、口には出さないものの「仕事での成長なんてどうでもいい」「そんなものいらない」「興味ない」と思っている人は結構います。

はっきり言いますが、仕事での成長はどうでもいい、そんなものはいらないと考えるのは悪い事ではなく、特に問題はありません。

今回はその理由を解説します。


仕事の成長はいらない、どうでもいいと考えるのは悪くない理由

仕事でやたらと「成長」を押し付けてくる会社や上司は多く存在します。

また、それが当たり前といった風潮もあり、「成長なんてどうでもいい」、「そんなものはいらない」なんて事を口に出そうものなら「あいつはダメな奴だ」「社会人失格だ」というレッテルを貼られるでしょう。

しかし、成長なんていらないと考えるのは全然普通の事ですし、特に問題はありません。

理由としては「会社側が自分の都合を押し付けているだけ」「仕事だけが人生ではない」などが挙げられます。

それでは理由を詳しく解説します。


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会社側が自分の都合を押し付けているだけ

まず、仕事でやたらと「成長」を求められるのは、会社側が自分の都合を押し付けたいからです。

従業員が成長して会社の利益が増えれば増えるほど、経営者や役員など上の人間が得をします。

従業員も昇給をするかもしれませんが、そんなのは微々たる金額でしょう。

その微々たる金額のために常に成長しろと言われ続けたり、厳しい目標を立てられて達成を強要され大きなストレスを与えられるのであれば、全く割に合っていないと言えます。

従業員への還元が大きな会社であれば別ですが、そうでないなら仕事での成長なんてどうでもいい、いらないと考えるのは普通の事です。


仕事だけが人生ではない

やたらと「成長」を押し付けてくる人間は、仕事が高尚な物であり、何よりも重要なことだと考えている場合があります。

しかし、価値観は人それぞれですし、仕事だけが人生ではありません。

それよりも家族や友人との時間を大切にしたいと考えている人もいますし、趣味を大切にしている人もいます。

そのような人が、仕事での「成長」をどうでもいい、いらないと考えるのは悪い事ではないですし、特に問題はありません。

むしろ、「成長しなければダメだ!」と思い込み、元々大切にしていた事を蔑にし、仕事を優先する方が精神的な健康において余程問題があると言えます。


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我慢していると永遠に「成長」を押し付けられる

「成長」を押し付けてくる会社や上司は、いつまで経っても永遠に「成長」を押し付けてきます。

「これが出来るようになったら次はこれが出来るようになれ」「目標を達成したから次はもっと高い目標を立てろ」といったように、いくら頑張って成長してもゴールに辿り着けません。

そんな環境にいるなら、「成長なんてもうどうでもいい」、「そんなものはもういらない」と考えるのは普通の事ですし、悪い事ではありません。

また、会社や上司の言うことを真に受けて頑張り続けても、その内限界がきて潰れてしまいます。

そうなるよりは、「どうでもいい」と考えて適当に流す方が余程マシです。

これが、成長なんてどうでもいいと考えても問題が無い理由の一つです。


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最後に

今回は、仕事での成長はどうでもいい、いらないと考えるのは普通であり、特に問題が無い理由を解説しました。

結局のところ、会社が自分の都合を押し付けているだけですし、それに我慢して従っていたところで、永遠に成長を求められるので、いつまで経っても楽になる事はありません。

「どうでもいい」というのを態度や言葉に出すのは面倒事の元になるのでNGですが、心の中でそう思い、過度に頑張りすぎず適当に過ごすのは何も悪い事ではないと言えます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。