資格取得を強制するのはパワハラ!拒否したほうがいい

資格取得を強制するのはパワハラ!拒否したほうがいい

公開日 2021年11月22日 最終更新日 2022年8月27日

会社員として企業で仕事をしていると、資格を取得することを勧められることは良くあります。

あくまで取得を推奨される程度ならいいのですが、半強制されるケースが非常に多いです。

しかし、これはパワハラです。昇給や昇格の条件としていたり、落ちたら減給や解雇などマイナスになるようなことをちらつかせてくるブラック企業も存在します。

今回は、資格取得を強制するのはパワハラ行為であり、拒否したほうがいい理由について解説します。





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資格取得を強制するのはパワハラ

社員のスキルアップなどの名目で資格を強制的に取得させようとするのは、パワハラに当たる可能性があります。

「取るかどうかは個人の自由」といいつつも、取得しないと昇格できないような仕組みであったり、取らない人間に冷たく当たったりと実質的に強制されるパターンが多くあります。

そうであれば業務命令であると考えられますが、業務中に勉強させてくれる企業はほぼありません。

帰宅後や休日の時間を使って勉強させられます。これではサービス残業や無給での休日出勤と変わりません。

その上、勉強するために使用するテキスト等の教材や受験料を自腹とするブラック企業まであります。

本来、取る意思が無い資格をプライベートの時間を使って勉強させられ、かかる費用まで自分で負担させるのはパワハラだと言えます。

関連記事:指示がコロコロ変わる上司への対処法

資格取得強制を拒否したほうがいい理由

会社や上司から資格の取得を強制されたとしても、拒否したほうがいいと言えます。

理由としては、きりが無いことや意味が無いことが挙げられます。

ここではその理由を解説します。


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永遠に強制され続ける

一度従ってしまうと、要求がどんどんエスカレートし永遠に強制され続けることになります。

一つ資格を取ったら次はもっと難易度の高い資格を取れと言われることになるでしょう。

そうなると、休日や業務後に勉強する時間や負担がさらに増します。

仮にその分野の最上位の資格を取得しても、次は別の分野の勉強をするよう命じられきりがありません。

永久にプライベートの時間を搾取されることになるので、取りたくないのであればきっぱりと拒否したほうがいいと言えます。


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取得しても意味が無い

大抵の場合、取得を強制される資格は取得しても対して意味の無いもののケースが多いです。

その資格が無いと業務自体行うことができない「業務独占資格」であれば意味はありますが、その場合はそもそも採用試験の時点で有無が問われますし、そうでなくても業務中に勉強させてくれるでしょう。

そうでなく、プライベートの時間で勉強しろと言われるような資格は取得したとしても対したスキルアップにはなりませんし、転職するにしても大きなアピールにはなりません。

この様に、取ってもあまり意味が無い事も強制されても拒否した方がいい理由です。


長年勤められるような会社じゃない

プライベートの時間に勉強をして資格を取らないと昇格できなかったり、昇給に関わるような企業はブラックである可能性が高いです。

仮に強制に従って資格を取ったとしても、他の面で不満が募り退職したいと考えるようになります。

長年勤められるような企業では無いため、休日の勉強ではなく業務の成果で昇格・昇給の評価をしてくれるまともな企業に転職した方が将来的に安泰です。


最後に

今回は、資格を取得することを強制するのはパワハラであり、拒否したほうがいい理由について解説しました。

ほとんどの場合、取得にかかる費用は自腹ですし、会社が負担するとしても休日等の時間を奪われることになります。

そんな会社に長年勤めるのは困難であり、拒否したことによって不利益を被る様であればさっさと転職した方がいいと考えられます。

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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。