「愛社精神を持て」と強要したり押し付けるような会社はブラック企業だ

「愛社精神を持て」と強要したり押し付けるような会社はブラック企業だ

愛社精神」という言葉をご存知でしょうか?これは「自分が働いている・所属している会社等の組織を愛する気持ち」の事を表した言葉です。

自分の仕事に満足していたり、働いている会社の事を好きでいること自体は何も悪い事ではありません。

しかし、中には従業員に対し「愛社精神を持て」と押し付けたり強要したりする会社が存在します。

そのような会社は普通ではありません、はっきり言って異常です。

今回は、「愛社精神を持て」と強要したり押し付けるような会社はブラック企業である理由について解説します。


愛社精神を強要する会社がブラック企業である理由

従業員に、「愛社精神を持て」「会社の事を第一に考えろ」などといったように、愛社精神を押し付けてくるような会社はブラック企業です。

理由としては「そもそも押し付けられるものではない」「洗脳行為の一種である」などが挙げられます。それでは詳しく解説します。


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そもそも押し付けられるものではない

そもそも、愛社精神なんてものは自然と湧いてくるものであって、会社や経営者から押し付けられるようなものではありません。

自分の仕事内容や労働環境、待遇などに満足しているなら、自然とその会社が好きになったり、良い印象を持つようになります。

また、従業員がそのような感情を持つように環境や待遇を整えるのが経営者の役割です。

それをせずにただ「愛社精神を持て」と強要しても意味はありませんし、ただの自己満足に過ぎません。

このように、普通なら自然と湧いてくる感情を無理矢理持たせようとする会社はまともな会社ではなく、ブラック企業だと言えます。

洗脳行為の一種である

社員に対し「愛社精神を持て」と強要するのは、洗脳行為の一種です。

ブラック企業は、従業員が会社にとって都合の良い人材になるよう、様々な洗脳を行います。

愛社精神を持つよう押し付けるのも、そんな洗脳行為の中の一つです。

「アットホームな会社」だの「従業員は家族」だのと言って、無理矢理会社を好きになるよう仕向けます。

最初はそうやって優しく接し、洗脳が完了したら過酷な働き方をさせます。

そんな会社はまともな会社ではありません。

これも、愛社精神を押し付けるのがブラック企業である理由の一つです。


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強要しないと愛社精神が湧かない劣悪な環境

先にも書きましたが、自分の労働環境や待遇に満足をしていたら愛社精神は自然と湧いてきます。

そうではなく、会社(経営者)が愛社精神を持つよう押し付けたり強要するような会社は、そうしなければ愛社精神を持ってもらえないような劣悪な環境だと言えます。

そんな環境で無理矢理愛社精神を持たせ「会社の為に我慢しろ」と言ったところで、誰も頑張って仕事なんてしませんし、無意味です。


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無理難題を押し付ける目的がある

結局、従業員に無理矢理愛社精神を持つよう強要するのは、無理難題を押し付けた上に文句を言わず従ってほしいだけです。

良い会社であれば、社員は自然と愛社精神を持つようになりますし、会社が危ない時は自主的に会社の為になるような行動をします。

それは、経営者が社員の事を思って良い環境や待遇を用意した結果です。

それに対し、ブラック企業は社員の為になる事なんて何もしない癖に、謎の理論で無理矢理愛社精神を持たせようとし、一方的に無理難題を押し付けます。

はっきり言って、そんな会社は働く価値が無いブラック企業です。


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最後に

今回は、「愛社精神を持て」と強要したり押し付けてくるような会社はブラック企業である理由を解説しました。

そもそも、愛社精神なんてものは自然と持つものであり、会社から押し付けられるようなものではありません。

それを社員に強要するのは、ただの洗脳行為であって、理不尽な事を押し付けても文句を言わないような人間にしたいという意図があります。

「良い会社」で働いていて自然と湧いてくるのであれば、何も問題はありません。

そうではなく、一方的に押し付けてくるような会社であれば、早めに脱出することをお勧めします。


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この記事を書いた人

社畜シンド

大学卒業後、大企業から中小零細企業まで様々な規模のブラック企業にて合計約10年勤務。 過去の経験を活かし、ブラック企業やパワハラに悩んでいる方に向けて当ブログ及びツイッターで情報発信を行う。 ツイッターのフォロワー数1万人以上。 Amazon kindleにて電子書籍「部下を潰す自分勝手な上司たち」「社員を洗脳するブラック企業の卑劣な手口」を出版。


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